その後、ドル円は157.70円付近での推移となっている。きょうの市場は落ち着いており、米株式市場も軟調に始まったものの、ダウ平均はプラスに転じている。90ドルを回復していた原油相場も85ドル台に再び下落する中、為替市場は様子見の雰囲気を強めている。 米大手銀のストラテジストによると、原油高は日本の輸入金額の増加を通じて円に明確な下押し圧力となるとなると指摘。日本は中東原油への依存度が高いため。 また、FRBやECBは供給ショックに対して利上げで対応する傾向があるのに対し、日銀は様子見姿勢を取る傾向にあり、それが円安に繋がっている。さらに、財政余力が小さい中での景気刺激圧力や、株式下落時の資産配分の変更も円の重しとなる可能性があると指摘している。 ただ、為替介入やその後の日銀の利上げを見込めば円安にも限界があるとも言及、ただし、ドル高・原油高の環境下では、為替介入が効きにくい面があり、介入ラインは160円よりもかなり上になる可能性がある。また、過去のようなポジション解消による急激な円高は構造的変化で起きにくくなっているという。 USD/JPY 157.68 EUR/JPY 183.60 GBP/JPY 212.22 AUD/JPY 112.41 MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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