前日のドル高を踏襲した水準に落ち着く、NY市場休場を控えて=ロンドン為替概況 ロンドン市場は、前日のドル高を踏襲した水準で揉み合っている。ドル円は東京早朝の161.40付近から東京午前に161円割れ水準まで下押しされる場面があったが、その後は161.40台まで再び上昇。片山財務相の強い円安けん制に円高反応がみられたものの、本日予定されていた米国とイランのスイスでの協議が中止されたことで原油高とともに有事ドル買いが再燃した格好。しかし、このあとのNY市場が奴隷解放記念日(ジューンティーンス)のため休場となることから次第に動意薄になっている。ユーロドルは1.14台で下に往って来い。ポンドドルは1.31台後半からロンドン時間には1.32台前半に上昇と、ユーロドルと比較すると堅調。英小売売上高が予想以上に強かったことがポンド買いを誘った。対ユーロでもポンドが堅調。クロス円も振幅しており、ユーロ円は184円台から185円付近での往来相場。ポンド円は212円台半ばに下落したあと、213円台半ばに高値を伸ばしている。この日は全般に方向感に欠けており、前日NY終値付近での取引に終始している。ドル円相場にとっては介入のリスクも指摘されているが、現時点では静かに推移している。 ドル円は161円台前半での取引。東京午前に161.40付近から161円台割れまで下落もその後は161.46付近に高値を伸ばした。ロンドン時間にはやや上値を抑えられて161.30付近で揉み合っている。NY市場の休場を控えて動意薄となっている。市場では介入警戒水準との声も出ているが、現時点では政府・日銀の動きはみられていない。 ユーロドルは1.14台半ばでの取引。1.1418から1.1468までのレンジで、東京市場では売りが先行、その後はロンドン時間に欠けて買戻しと振幅している。ユーロ円も下に往って来い。東京早朝の185.03付近を高値に東京午後には184.30付近まで軟化。ロンドン時間に入ると184.90付近まで買い戻しが入った。対ポンドではユーロは軟調。独PPIは前月比の伸びが鈍化も、前年比では伸びが加速。ただ、前年比は予想ほどは伸びず。市場は反応薄だった。 ポンドドルは1.32台前半での取引。東京午前には1.32台乗せ水準に膠着したが、午後にかけて売りに押され安値を1.3163付近に更新した。しかし、英小売売上高が予想を上回る強い結果となると上昇に転じた。ロンドン時間には高値を1.3241付近に伸ばしている。ポンド円も売り先行後に反発。東京午後に212.47付近まで下落したあとは、ロンドン午前に213.51付近まで高値を伸ばしている。ユーロポンドは0.8681付近から0.8657付近へと軟化している。独PPIの結果がインパクトに欠ける一方で、英小売売上高が予想以上に強かったことに反応した。補欠選でバーナム氏が勝利し、スターマー英首相に対抗する態勢が整った。今後の政局不安定につながる結果だが、ポンド売り反応は特段みられていない。 minkabu PRESS編集部 松木秀明
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