大阪6月限ナイトセッション 日経225先物 53510 -710 (-1.30%) TOPIX先物 3603.0 -15.0 (-0.41%) シカゴ日経平均先物 53570 -650 (注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比) 12日の米国市場は、NYダウ、 S&P500、ナスダックの主要な株価指数が下落。イランの新最高指導者モジタバ・ハメネイ師は声明で、ホルムズ海峡の閉鎖や中東の米軍基地への攻撃を続行すると報じられた。また、イランが新たな戦線を開く可能性があると述べたと伝えられ、中東情勢の緊迫を背景に原油先物相場が上昇傾向を強め、リスク回避の売りが膨らんだ。原油高によるインフレへの警戒から米連邦準備理事会(FRB)による利下げ期待が後退したほか、プライベートクレジットを巡る不透明感がくすぶっていることも重荷になった。 NYダウ構成銘柄ではシェブロン、セールスフォース 、ウォルマート 、トラベラーズ が買われた。半面、ゴールドマン・サックス・グループ 、ボーイング 、スリーエム 、ユナイテッドヘルス・グループ 、ナイキ が軟調。ナスダック指数は4日ぶりに反落し、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ やマイクロン・テクノロジー など半導体関連株が売られた。 シカゴ日経平均先物(6月限)の清算値は、大阪比650円安の5万3570円だった。日経225先物(6月限)のナイトセッションは日中比160円高の5万4380円で始まった。5万4570円まで買われた後は、5万4200円~5万4500円辺りでの保ち合いを継続。米国市場の取引開始後に下へのバイアスが強まり、5万3270円まで下げ幅を広げる場面もみられた。売り一巡後は5万3500円~5万3800円辺りでの推移が続き、日中比710円安の5万3510円で取引を終えた。 日経225先物はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、売り先行で始まることになりそうだ。3月限の先物オプション特別清算指数算出(メジャーSQ)となるが、米国市場の下げの影響もあって、SQに絡んだ商いは売り越しになることが見込まれる。ナイトセッションでは中盤以降、ボリンジャーバンドの-1σ(5万4260円)を下回っての値動きが目立ち、75日移動平均線(5万2800円)、-2σ(5万2540円)とのレンジが意識されやすいだろう。 週足では支持線として機能している13週線(5万3660円)を割り込んできており、まずは売り一巡後の底堅さを見極めることになる。ただ、SQ通過でフットワークが軽くなることで仕掛け的な商いが入りやすく、日足の-2σ割れを狙ったショートに向かわせることで、9日につけた安値(5万1160円)が射程に入る可能性はありそうだ。 そのため、オプション権利行使価格の5万2500円から5万4000円でのレンジを想定。-2σを割り込む局面では5万1000円から5万2500円との推移になりそうである。イラン情勢の悪化からオーバーウィークのポジションは取りにくいため、売り一巡後もリバウンド狙いのロングを慎重にさせそうである。 12日の米VIX指数は27.29(11日は24.23)に上昇した。一時24.60をつける場面もみられたが、上向きで推移する25日線(24.33)が支持線として機能しており、その後は+1σ(27.44)に接近する形になった。 昨日のNT倍率は先物中心限月で14.92倍に上昇した。14.76倍に低下して始まったが、その後の切り返しで14.95倍まで上昇する場面もみられた。ソフトバンクグループ<9984>[東証P]やアドバンテスト<6857>[東証P]など指数インパクトの大きい値がさ株の下げが日経平均型の重荷となったものの、東証プライムの9割を超える銘柄が下げる全面安商状のなかで、相対的にTOPIX型の弱さが目立っていた。ただ、25日線(14.91倍)が抵抗線として意識されるほか、足もとでは15.00倍辺りに抑えられているため、前日のリバランスが入りやすいだろう。 株探ニュース
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