前週は乱高下しつつも90ドル台後半まで値上がりする展開になった。イラン情勢が 注目されているが、9日には119.48ドルまで急伸した。その後はトランプ米大統 領が戦闘の早期終結を示唆する発言を行ったことで76.73ドルまで急反落したが、 イラン情勢の先行き不透明感は払しょくできず、週末に向けて90ドル台後半まで切り 返している。ホルムズ海峡の封鎖が長期化するリスクが警戒された。国際エネルギー機 関(IEA)は備蓄放出を決めたが、相場に対する影響は限定された。 今週もイラン情勢次第になる。ホルムズ海峡の封鎖が続いた場合には、このまま高止 まりが続くことになり、100ドル台へのレンジ切り上げを想定しておく必要がある。 イランによるタンカーや周辺諸国の原油関連施設が攻撃を受けた際には、大きく上昇す る可能性がある。ただし、米国のイランに対する攻撃が終了するとの見通しが強まる と、利食い売りが膨らむ可能性がある。ホルムズ海峡の封鎖を早期に解消できる見通し が立つかに強く依存する。 予想レンジは85.00〜110.00ドル。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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