きょうのドル円は戻り売りが強まっており、再び105円台に下落している。前日はトランプ政権が9月に予定していた中国製品への追加関税発動を一部に限って12月に延期すると発表したことから、米中対立への懸念が緩和し、ドル円は買い戻しが急速に強まった。105円割れを何度か試したが、下値抵抗が強かったこともあり、ショートカバーが一斉に出ていた。 しかし、舌の根の乾かぬうちに再び売りが優勢になっている。きょうは前日の上げの約7割を戻す展開。米国債市場で2-10年債のイールドカーブが一時逆イールドを示現したことで、景気後退への懸念が強まっているようで、ドル円はリスク回避の円高に押されている。 前日も2-10年債のイールドカーブは逆イールド寸前までフラット化していたが、政策金利に敏感な2年債利回りの上昇によるものだった。ただ、きょうは10年債利回りの低下がフラット化を加速させており、景気後退リスクをかなり意識している表れとも言える。 前日の急速な買い戻しでショート戦略を一旦撤収する声も出ていたが、きょうの動きを見た限りでは、ショート勢は再び息を吹き返しているようだ。 USD/JPY 105.83 minkabu PRESS編集部 野沢卓美
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