【これからの見通し】今週は一連の金融政策発表に注目、有事によるインフレをどう見るのか 今週は一連の主要国中銀による金融政策発表が予定されている。きょうは、その皮切りとして豪中銀が市場予想通りの利上げを発表した。決定は5対4と僅差になったことから、一瞬豪ドル売りに反応した。しかし、すぐに上昇に転じた。豪中銀総裁からは、今回の決定にはイラン戦争によるインフレの長期化については織り込まれていないことが示されている。市場は今後の利上げ確率を一気に上げている。 このあとは日本時間19日未明に米FOMC、同日に日銀決定会合、欧州時間には英中銀とECBの金融政策発表が相次ぐ予定だ。いずれも現状維持の予想となっており、有事によるインフレ圧力についてどのように見ているのかがポイントとなりそうだ。 きょうは豪中銀イベントを通過、上記の一連の中銀発表待ちとなっている。この後の海外市場ではエアポケットのようにイベントが欠乏する時間帯となる。引き続き、イラン戦争関連の報道と原油先物動向をにらみながらリスク動向のスイッチが切り替わる神経質な展開が予想されよう。 本日この後の経済指標発表予定は、スイス生産者輸入価格(2月)、ドイツZEW景況感指数(3月)、米中古住宅販売成約指数(2月)など。3月ドイツZEW景況感指数の予想は39.2と前回の58.3から大幅に低下する見込み。発言イベント関連では、米20年債入札(130億ドル)が実施される。 minkabu PRESS編集部 松木秀明
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