シカゴコーン市況=小幅まちまち、下落後の買戻しや産地の生育環境改善で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
              始 値   高 値   安 値   帳入値    前日比
  2026/05    453.75      459.00      449.25      454.00        0.00
  2026/07    464.25      470.50      461.00      465.50      - 0.25
  2026/09    466.25      472.00      464.00      468.25      + 1.00
   単位:枚   推定出来高   前日出来高   前日取組高(前々日比)
   先物       414,277       417,093       1,794,228 (- 23,157)

注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から
電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ
ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4
時の数字です。
=======================================
*米気象庁発表の6−10日予報(3月23日〜3月27日)
 コーンベルト西部の気温は平年を上回る〜下回る。雨量は平年を下回る〜上回る。
 コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年を下回る〜上回る。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 コーンは小幅まちまち。終値の前営業日比は0.25セント安〜2.25セント高。
中心限月の5月限は変わらずの454セント。
 前日の下落の後で買い戻す動きが広がったが、その一方で、米国や南米産地での降雨
が弱材料視されて小麦が軟調となったことが重石となった。強弱材料に挟まれるなか、
まちまちで運ばれた。
 中心限月5月限は前日の軟調地合いを引き継ぎ、453.75セントで続落して取引
を開始。大豆高に追随した買いが見られて458セント台に浮上し、その後のアジアの
時間帯は458セント前後での高下となったうえ、一時は459セントの高値まで値を
伸ばした。欧州の時間帯は軟化傾向を強めながらも455セントが下値支持線として
意識されたが、米国の時間帯を迎えると急落して450セントを割り込み449.25
セントの安値を記録。終盤には売り警戒から買い戻されて下げ幅を相殺して終えた。
*南米諸国の天気概況は以下の通り(民間業者の天気予報を要約)。
 ブラジル産地中部では今週いっぱいは雨がちな天気が続き、サフリーニャコーンの作
付及び生育に適した天気が広がるだろう。一方、南部の乾燥は結実期を迎えているコー
ン及び大豆の生育に適さない状態となっている。17日にはアルゼンチンから前線が
北上するが、この前線がもたらす雨は数日程度にとどまる見込み。サフリーニャコーン
の生育のためには、より多くの降雨が必要となっている。
 アルゼンチン産地ではようやく前線の影響で16日には南部でまとまった雨量を伴う
降雨が発生。17日にも同様に降雨となっており、穀物の作柄改善が期待される。
ただ、初期に生育が開始されたコーン・大豆の収穫は開始されているうえ、後期に作付
されたコーン・大豆の収穫期も近づいているため、降雨により作柄が改善できる時期は
残り少ない。

 米国産小麦の北部産地や、アルゼンチンなど南米産地での降雨による生育環境の改善
期待が重石となった。また、ロシアの農業調査の民間機関であるSovEconが同国
の3月小麦輸出量が5年間平均の310万トンを上回る380万トンとの見通しを示し
たことも弱材料視された。
 中心限月の5月限は前日比7.50セント安の589.75セント。
*米小麦産地の天気概況は以下の通り(民間業者の天気予報を要約)。
 14日から15日にかけて強風となり、一部で霜害が発生。16日以降は気温が上昇
する見通しで、特に週後半には平年を大きく上回るだろう。産地北部では21〜22日
にかけて前線が到来し、降雨の発生が見込まれる。多くの地域で土壌水分が乾燥してい
るため、少雨傾向の中で気温が上昇することにより冬小麦の作柄悪化リスクが高まって
いる。南西部では引き続き干ばつ傾向となり、冬小麦へのストレスも高まると同時に春
の作付環境にも好ましくない状況となりそうだ。

今日の材料
・ブラジル産地中部では今週いっぱいは雨がちな天気が続きサフリーニャコーン生育
 に適した天気が続く。
・ブラジル産地南部では17日に降雨が見込まれるも降雨は短期にとどまる見込み。
・アルゼンチンでは16日から17日にかけての降雨で作柄改善期待が高まる。
・米小麦産地では21〜22日は北部で降雨発生か。

MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。