貴金属は、軒並み下落して寄り付く見通し。金と銀はドル建て現物相場の下落や円高 を受けて売り優勢となろう。プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナがドル建て現物相 場の下落や円高を受けて軟調となろう。 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は15.49ドル安 の4999.20ドル、銀が195セント安の7904セント、プラチナが13.60 ドル安の2119.30ドル、パラジウムは7.15ドル安の1595.91ドル。 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=158.97/99円で、前営業日の 大引け時点から0.42円の円高。 先限の寄り付き目安は、金が2万6720円前後、銀は390.0円前後、プラチナ は1万0770円前後、パラジウムは8100円前後。 【NY金はドル安も上げ一服】 金はきのうの海外市場では、ドル安が支援要因になったが、米連邦公開市場委員会 (FOMC)などを控えて上げ一服となった。 金はドル安が支援要因になったが、米連邦公開市場委員会(FOMC)などを控えて 上げ一服となった。今夜の米FOMCでは金利据え置きが見込まれている。一方、マク ロン仏大統領は、エネルギー輸送の要衝ホルムズ海峡を通過する船舶を護衛する任務に は参加しないとし、ホルムズ海峡におけるフランスの役割は中東での敵対行為終結後に 限られると改めて表明した。トランプ米大統領は、米国の対イラン軍事作戦について、 北大西洋条約機構(NATO)加盟国の大半が「関与したくない」との意向を通達した と明らかにし、原油輸送の要衝ホルムズ海峡の封鎖解除に米国を支援しようとしないN ATOは「極めて愚かな過ちを犯している」と非難した。 イランのメディアは、同国の最高安全保障委員会(SNSC)のラリジャニ事務局長 の死亡を確認した。イスラエルのネタニヤフ首相は、「イラン国民に体制打倒の機会を 与えることを期待して、体制を弱体化させている」と述べた。イランはペルシャ湾岸地 域の主要エネルギー施設に対する攻撃を強化している。 銀はきのうの海外市場では、ドル安となったが、手じまい売りなどが出て売り優勢と なった。 【NYプラチナはドル安や株高が支援】 プラチナはきのうの海外市場では、ドル安や株高を受けて買い優勢となったが、金の 上げ一服につれ安となった。 プラチナはドル安や株高を受けて買い優勢となったが、金の上げ一服につれ安となっ た。各国の金融政策決定会合を控え、ポジション調整のドル売りが出た。米株式市場で は、航空会社や旅行関連銘柄の上昇が目立った。ただイランの最高安全保障委員会(S NSC)のラリジャニ事務局長が殺害されたことでイラン戦争が長期化するとの見方が 出ている。 <今日の予定> ・貿易収支 2026年2月速報(財務省) ・金融政策決定会合(日本銀行、19日まで) ・ユーロ圏消費者物価指数 2026年2月確報(EUROSTAT) ・政策金利発表(カナダ銀行) ・米FOMC声明文公表(FRB) ・対米証券投資 2026年1月(財務省) MINKABU PRESS 東海林勇行
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