[今日の視点]貴金属=急落、NY安を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 貴金属は、急落して寄り付く見通し。金と銀はニューヨーク安を受けて売り優勢とな
ろう。プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナがニューヨーク安を受けて軟調となろ
う。
 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は175.39ドル
安の4835.85ドル、銀が454セント安の7523セント、プラチナが
103.35ドル安の2014.00ドル、パラジウムは111.63ドル安の
1474.87ドル。
 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=159.79/81円で、前営業日の
大引け時点から1.08円の円安。
 先限の寄り付き目安は、金が2万5890円前後、銀は390.0円前後、プラチナ
は1万0400円前後、パラジウムは8100円前後。
【NY金は原油高やドル高が圧迫】
 金はきのうの海外市場では、原油高やドル高を受けて急落した。
 金は原油高やドル高が圧迫要因になった。イスラエルが、イランのブシェール州サウ
スパースの天然ガス関連施設を空爆した。イランの革命防衛隊(IRGC)はその後、
サウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)、カタールの複数の石油施設に対し避難
するよう警告を発した。イランはカタールの主要な液化天然ガス(LNG)拠点である
ラスラファン工業地区を攻撃した。
 米連邦公開市場委員会(FOMC)でフェデラルファンド(FF)金利誘導目標を
3.50〜3.75%に据え置くと決定した。据え置きは2会合連続。同時に発表した
最新の金利・経済見通しではインフレ率の上昇が示されたほか、年内の利下げ回数は1
回にとどまるとの見通しを維持した。
 銀はきのうの海外市場では、原油高やドル高、金急落を受けて売り優勢となった。
【NYプラチナは原油高やドル高、金急落が圧迫】
 プラチナはきのうの海外市場では、原油高やドル高、金急落を受けて売り優勢となっ
た。
 プラチナは原油高やドル高、金急落が圧迫要因になった。イランとイスラエルによる
中東の主要エネルギー施設への攻撃の応酬が続いた。また米連邦公開市場委員会(FO
MC)で年内の利下げ回数は1回にとどまるとの見通しが示された。パウエル米連邦準
備理事会(FRB)議長はFOMC後の記者会見で、イラン情勢について「足元ではエ
ネルギー価格の上昇で総合インフレ率が押し上げられるが、その影響の規模や期間につ
いて判断するのは時期尚早だ」と述べ、不確実性を強調した。
<今日の予定>
・機械受注 2026年1月(内閣府)
・総裁記者会見(日本銀行)
・政策金利公表(スイス国立銀行)
・英雇用統計 2026年2月(国立統計局)
・英中銀(BOE)政策金利公表
・欧州中央銀行(ECB)理事会結果公表
・米新規失業保険申請件数(労働省)
・米製造業景況指数 2026年3月(フィラデルフィア連銀)
MINKABU PRESS 東海林勇行

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