NY時間の終盤に入ってもドル円は下値模索が続き、158円割れを試す動きも見られている。本日の為替市場はNY時間に入ってドルの戻り売りが急速に強まり、ドル円も戻り売りに押されている。本日は一時159.60円近辺まで上昇し、再び160円をうかがう動きも出ていたが、またも上値を拒まれている格好。 明日は2月の全国消費者物価指数(CPI)が発表になる。高市政権によるエネルギー補助金の影響で、2月は鈍化した可能性が高いと見られている。生鮮食品を除くコア指数は、1月の2.0%から1.6%へ低下したとみられる。足元のエネルギー価格は上昇しており、景気の重しとなる中、インフレだけを見れば、日銀は利上げを急がず、景気配慮に傾く可能性はある。 しかし、補助金の影響がない生鮮・エネルギーを除くコアコア指数は2.6%で横ばいが予想され、日銀の2%目標を上回る水準の維持が見込まれる。今年の春闘も力強い賃上げが見込まれる中、円安も引き続き物価を押し上げ、原油高がインフレ期待をさらに押し上げるリスクもある。そのような中、市場の4月利上げ期待は根強い。短期金融市場では60%程度の確率で見ている。 *全国消費者物価指数(2月)24日8:30 予想 1.5% 前回 1.5%(前年比) 予想 1.7% 前回 2.0%(生鮮除くコア・前年比) 予想 2.6% 前回 2.6%(生鮮・エネルギー除くコアコア・前年比) USD/JPY 158.11 EUR/JPY 183.89 GBP/JPY 212.69 AUD/JPY 111.05 MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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