シカゴ大豆市況=期近から大幅反落、材料織り込み感や週末前の玉整理から

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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              始 値   高 値   安 値   帳入値    前日比
   2026/05   1,172.00    1,178.75    1,155.75    1,159.25     -14.50
   2026/07   1,186.00    1,194.25    1,171.50    1,175.25     -14.25
   2026/08   1,180.00    1,188.50    1,166.75    1,170.50     -12.50
   単位:枚   推定出来高   前日出来高   前日取組高(前々日比)
   先物       238,664         220,759         964,679  (+  6,197)

 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後
4時現在の数値です。
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*米気象庁発表の6−10日予報(4月2日〜4月6日)
 コーンベルト西部の気温は平年並〜平年を上回る。雨量は平年を上回る。
 コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年を上回る。
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 大豆は期近から大幅反落。終値の前営業日比は14.50〜1.50セント安。中心
限月の5月限は14.50セント安の1159.25セント。
 米環境保護庁(EPA)発表の2026年、2027年の再生可能燃料基準(RF
S)の燃料混合義務量は2025年を上回ったものの、これで材料織り込み感が強まっ
た。週末を控えた玉整理の動きが広がったことも下押し要因となり、軒並み軟調で終え
た。

 期近の主要限月5月限は1172セントで取引を開始。その後は欧州の時間帯を終え
るまでじり高で運ばれて一時は1178.75セントの高値を付けた。米国の時間帯を
迎えると、米環境保護庁(EPA)が再生可能燃料基準(RFS)の燃料混合義務量を
2025年の223億3000万ガロンに対し2026年が268億1000万ガロ
ン、2027年が270億2000万ガロンと発表したことが強気材料視された。た
だ、米国の時間帯を迎えると材料を織り込むなか、週末を控えた玉整理の動きが広がっ
て値を落とし終盤には1155.75セントの安値を記録。安値で買い戻された後も
1160セントが上値抵抗線として意識され、低迷したまま引けを迎えた。
*南米諸国の天気概況は以下の通り(民間業者の天気予報を要約)。
 ブラジル産地ではこのところの雨も29日までには止むだろう。30日の週には
サフリーニャコーン産地及び南部での降雨が見られるが、これも局地的にとどまるもよ
う。この時期の乾燥は穀物の生育に悪影響を与える可能性がある。なお、サフリーニャ
コーンの作柄は地域により差が見られている。
 アルゼンチン産地では28〜29日にかけて局地的な降雨が見込まれる。南部では
30日の週も降雨となる見通しだが、多くの穀物はすでに成熟期、または収穫期を迎え
ているため、この雨による作柄改善は見込み難い。

*米小麦産地の天気概況は以下の通り(民間業者の天気予報を要約)。
 27日も強い勢力の前線の影響で散発的な降雨が発生したほか気温が低下した。30
日の週には気温が上昇する見込みだが、雨量はかなり限られており、西部を中心に産地
全域で土壌水分の乾燥が促されている。30日の週には降雨の機会が増加する見込み
だが、一部の最も乾燥が進んでいる地域で降雨が発生しない可能性もある。冬小麦の
作柄は大幅に低下しているうえ、春小麦の生育環境としても不適な状態が続いている。

 大豆製品は、大豆粕、大豆油は共に大豆の下落に追随安となった。原油は米国及びイ
スラエル対イランの抗争が長期化するとの懸念を受けて堅調となったが、大豆油の反応
は限られた。大豆粕は米環境保護庁(EPA)の2026年および2027年の再生
可能燃料基準(RFS)の燃料混合義務量の引き上げを受けて大豆粕の増産見通しが強
まり、下げ幅が大きくなった。
 大豆粕5月限は前日比6.80ドル安の315.30ドル。
今日の材料
・ブラジル産地の降雨は29日までに止み、30日以降は局地的な降雨にとどまる
 見込み。
・アルゼンチンでは降雨が続く見込みながら作柄改善は期待できず。
・米小麦産地では乾燥により冬小麦の作柄は低下。30日の週は気温は再び上昇し
 土壌水分のさらなる低下が警戒される。

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