[今日の視点]石油=大幅高へ、供給不足見通しは変わらず

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 国内市場は大幅高へ。中心限月の2026年8月限は3000〜4000円高程度を
想定する。昨日はイランと米国の一時停戦合意を受けて暴落したが、ニューヨーク市場
では2026年8月限や9月限が安値から大きく切り返して引けた。供給不足見通しは
それほど後退していない。円相場は1ドル=158円半ばで推移し、前日の円高・ドル
安は一服している。
 パキスタン首相がイランと米国の停戦合意を発表したにも関わらず、中東各地では攻
撃が続いている。パキスタンによると今回の一時的な停戦合意にレバノンも含まれてい
るが、イスラエルが大規模な空爆を実施し、多くの死傷者が発生したことは懸念要因。
トランプ米大統領は今回の一時停戦にレバノンはが含まれていないとの認識で、パキス
タンの発表と食い違う。現時点で停戦も、ホルムズ海峡の解放も始まっておらず、各国
が今一度停戦合意の内容を確認し、ホルムズ海峡の封鎖が解除されるのか見定める必要
がありそうだ。ロイター通信の報道によると、本日か明日にもホルムズ海峡の航行が回
復する可能性があるが、レバノンへの攻撃が続くと海峡は封鎖されたままだろう。
11日から始まる予定であると発表されている停戦協議が見送られるリスクもある。
 時間外取引でニューヨーク原油5月限は前日比2.65ドル高の97.06ドルで取
引されている。本日これまでのレンジは96.25〜97.50ドル。
<今日の予定>
◆ 日本 ◆
【経済】08:50 対外及び対内証券売買契約等の状況 3月29日-4月4日(財務省)
◆ ドイツ ◆
【経済】15:00 貿易収支 2026年2月(連邦統計庁)
【経済】15:00 鉱工業生産指数 2026年2月(経済技術省)
◆ 南アフリカ ◆
【経済】20:00 製造業生産 2026年2月(南アフリカ統計局)
◆ アメリカ ◆
【経済】21:30 国内総生産 2025年10-12月期確報値(商務省)
【経済】21:30 個人所得・支出 2026年2月(商務省)
【経済】21:30 新規失業保険申請件数(労働省)
【経済】23:00 卸売在庫 2026年2月確報値(商務省)
【農産】21:30 週間穀物輸出成約高(USDA)
【農産】4/10 01:00 世界穀物需給見通し(USDA)
【農産】4/10 01:00 農産物生産高(USDA)
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