LME市況=全面安、中東不安の再燃で売り優勢もアルミ・銅は小幅安

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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           現物             3カ月物
    アルミ        3,474.81  -    23.66      3,444.00  -    11.00
    アルミ合金      3,000.00        0.00     3,000.00        0.00
     銅        12,585.91  -    25.95     12,681.50  -    27.50
    ニッケル      16,890.89  -   212.23     17,088.00  -   214.00
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 アルミ3カ月物は小幅続落。イランは米国との停戦合意の条件としてイスラエルによ
る攻撃停止を求め、これを前提としたうえで2週間の停戦に合意したにもかかわらず
イスラエルがレバノンを攻撃し、イランによるホルムズ海峡の再封鎖を招いたことが買
い支援要因になった。3471ドルで上放れて取引を開始した後も上値を探る動きを展
開。欧州の時間帯には3477ドルの高値まで浮上したが、イスラエルがレバノンとの
直接交渉に合意したと伝えられたことで中東情勢不安が和らぐなか高値を離れた後は下
値探りに転じた。米国の時間帯には3433ドルの安値まで値を落とした後、下値を切
り上げ、小幅安で引けた。
 銅3カ月物は小反落。前日の大幅反発の後で反落に転じ1万2658.50ドルで取
引を開始。イスラエルによる攻撃の停止が停戦合意の前提条件としたうえで米国とイラ
ンの2週間の停戦合意が結ばれた直後にイスラエルがレバノンを攻撃したことが停戦合
意違反とし、イランがホルムズ海峡を再び実質的に閉鎖したことを受けて中東不安が再
燃し、リスク回避の動きが広がった。欧州の時間帯終盤にかけて値位置を切り下げる軟
調な動きとなり、一時1万2536.50ドルの安値まで下落。米国の時間帯を迎える
とイスラエルがレバノンとの直接交渉に合意した伝えられるなか、米株式市場の堅調が
手掛かりとなって買い戻され、1万2715ドルの高値まで浮上する場面も見られた
が、高値では転売が出て、マイナスサイドでの終了となった。
 ニッケル3か月物は大幅反落。1万7240ドルで反落して取引を開始した後、アジ
アの時間帯中盤にかけて浮上。プラスサイドに転じたうえ、1万7320ドルの高値ま
で値を伸ばす場面が見られたが騰勢は続かずすぐに1万7200ドル前後まで値を落と
し、その後は中東情勢を睨んでのもちあいとなったが終盤に崩れ、1万7055ドルの
安値まで値を落とした後、低迷して推移し、200ドル超の下落で引けを迎えた。
今日の材料
・9日のアジア太平洋株式市場は総じて下落。
・中国上海総合指数は反落。28.83ポイント安の3966.17ポイント。
・欧州株は下落。イラン情勢の脆弱な停戦への懸念が広がった。原油も買い戻され
 る中、石油株が上昇する一方、メディアや旅行・レジャーが下げを主導した。
・2月の米個人所得・支出
 結果 -0.1%
 予想 0.3% 前回 0.4%(個人所得・前月比)
 結果 0.5%
 予想 0.5% 前回 0.3%(0.4%から修正)(個人支出・前月比)
・週間米国新規失業保険申請件数
 結果 21.9万件 予想 21.1万件 前回 20.3万件(20.2万件から修正)
・ドルはまちまち。ドル円は1ドル=159円台前半に上昇。ユーロドルが1ユーロ=
 1.1723ドルまで上昇し、前日の高値1.1721ドルをわずかに上回り、3月2日以来の
 高値を更新。1.1700ドル台は維持できなかったが続伸。
・米国株は続伸。ニューヨークダウが275.88ドル高。ナスダック指数は187.43ポイント
 高(0.83%高)。
・ニューヨーク貴金属はパラジウムを除き上昇。ニューヨーク原油は中東不安の再燃
 で反発。
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