シカゴコーン市況=続落、USDA月例需給報告での世界需給緩和観測で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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              始 値   高 値   安 値   帳入値    前日比
   2026/05    447.25      450.25      442.25      444.00      - 3.25
   2026/07    458.00      460.50      453.25      455.00      - 3.00
   2026/09    461.25      464.25      457.50      459.25      - 2.50
   単位:枚   推定出来高   前日出来高   前日取組高(前々日比)
   先物       501,000        606,208        1,807,735 (-  9,055)
注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から
電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ
ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4
時の数字です。
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    米国産コーン(4月9日発表)     単位:百万Bu
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                                2025/26年度             2024/25年度
        発表日                 4/9      3/10         4/10      3/11
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    作付面積            98.8      98.8         90.9      90.9
    収穫面積            91.3      91.3         83.0      83.0
    単  収           186.5     186.5        179.3     179.3
    期初在庫           1,551     1,551        1,763     1,763
    生  産          17,021    17,021       14,892    14,892
    輸  入              25        25           22        22
    供給合計          18,597    18,597       16,677    16,677
    飼料用            6,200     6,200        5,454     5,454
    食品・種・工業用       6,970     6,970        6,813     6,813
    内エタノール         5,600     5,600        5,436     5,436
    国内消費計         13,170    13,170       12,267    12,267
    輸  出           3,300     3,300        2,858     2,858
    需要合計          16,470    16,470       15,126    15,126
    期末在庫           2,127     2,127        1,551     1,551
    農家平均価格           415       410          424       424
    在庫/消費率          12.9      12.9         10.3      10.3
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 注)作付面積=百万エーカー、収穫面積=百万エーカー、単収=Bu/エーカー、
   農家平均価格=セント、在庫/消費率は%
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*米農務省(USDA)発表の週間純輸出成約高(4月2日までの週)
 コーン:137万2700トン(事前予想レンジ:190万〜310万トン)
 小 麦: 25万4300トン(事前予想レンジ: 25万〜 50万トン)
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*米気象庁発表の6−10日予報(4月15日〜4月19日)
 コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年並〜平年を上回る。
 コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年を上回る。
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 コーンは軒並み続落。終値の前営業日比は3.25〜1.50セント安。中心限月の
5月限は3.25セント安の444.00セント。
 米農務省(USDA)の月例需給で米国の25/26年度の需給見通しは全項目が前
月と同量に据え置かれたが、世界生産量予測が引き上げられて世界的な需給緩和観測が
示されたことが弱材料となり売り優勢となった。
 期近の主要限月5月限は447.25セントで取引を開始した後は、米農務省
(USDA)の月例需給待ちのなか模様眺めの雰囲気が強まり、しばらく448セント
台での小動きとなった。欧州の時間帯を迎えると地合いを引き締め450セント台に浮
上。米国の時間帯序盤には強気な米輸出が手掛かりとなって450.25セントの高値
に達した後は転売が入って終盤にかけて値位置を切り下げる動きを展開。442.25
セントの安値で買い戻されたが、この日の安値圏で低迷したまま引けを迎えた。
 米農務省(USDA)発表の4月2日の週までのコーン週間純輸出成約高は137万
2700トンで前週の125万2000トンを上回った。
 今年度の累計純輸出成約高は7138万6200トンで、前年同期の5501万
9300トンをおよそ30%上回っている。
 USDA月例需給報告では25/26年度の米国の需給見通しは全項目が前月と同量
に据え置かれた。
 一方、25/26年度の世界需給見通しは、生産量予測が前月の12億9744万ト
ンから13億0107万トンに引き上げられ、これを受けて期末在庫量予測も前月の
2億9275万トンから2億9481万トンに上方修正された。
 なお、この年度のブラジルとアルゼンチンの生産量見通しは、それぞれ1億3200
万トン、5200万トンで前月と同量に据え置かれた。
*米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。
 コーンベルトでは、ダコタ州から中西部北部にかけて寒冷前線がゆっくりと移動する
なか気温が低下。一方、ミズーリ州から五大湖周辺地域にかけては暖かな気温となっ
ている。このところの雨の影響でコーンベルト中部の土壌水分の乾燥は改善している
が、ケンタッキー州極南部及びテネシー州での土壌水分の乾燥が見られている。
 降雨と伴わない寒冷前線が北東部を移動中だが、この寒冷前線が通過した後はミシシ
ッピーデルタから東海岸の州にかけての広い範囲で高気圧に覆われ、晴天が広がるほか
気温が上昇する見込み。一方、テキサス州中部から五大湖周辺北部にかけての地域では
まとまった雨量を伴う局地的な降雨になるもよう。ただ、この雨はコーンベルト西部に
は達しないだろう。
 6〜10日間予報に関しては4月14〜18日にかけて全体的に気温は平年を上回る
見込みで気温が平年を下回るのは中西部北部の一部地域に限られる見込み。また、ハイ
プレーンズ南部から五大湖周辺地域にかけては平年を上回る雨量となり、土壌水分の回
復が見込まれる。

 シカゴ小麦は続落。米農務省(USDA)の月例需給報告で、25/26年度の米国
の期末在庫量が前月の9億3100万Buから9億3800万Buに引き上げられたう
え、世界生産量予測も前月の8億4212万トンから8億4415万トンに引き上げら
れたことが弱材料視された。また、乾燥が続いていた米産地で4月半ばに降雨となると
の予測も重石となった。
 中心限月の期近5月限は前日比5.75セント安の574.50セントで終了。
*米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。
 プレーンズでは北部では寒冷前線の接近に伴い気温が低下している一部で雪交じりの
降雨になるなど、不安定な天気となっている。対照的に南部では季節外れの暖かさとな
っている。また、ハイプレーンズ及びカンザス州西北部での土壌水分の乾燥が進行して
いる。
 プレーンズ南部ではフロリダ州北部からヴァージニア州南東部にかけて気温が上昇す
るなか土壌水分の乾燥が進んでいる。
今日の材料
・コーンベルトダコタ州から中西部北部にかけて気温が低下。
・このところの雨の影響でコーンベルト中部の土壌水分の乾燥は改善。
・コーンベルト東部では今後数日間は降雨が発生へ。
・4月半ばにはハイプレーンズ南部から五大湖周辺地域にかけて平年を上回る雨量
 となり、土壌水分の回復が見込まれる。
・25/26年度の米国の需給見通しは全項目が前月と同量に据え置かれる。
・25/26年度の世界需給見通しは生産量予測および期末量予測が上方修正される。
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