NY時間の午後に入ってもドル円は159円台前半での推移が続いている。朝方発表の3月の米消費者物価指数(CPI)は、総合指数が前月比0.9%上昇と、イラン情勢によるエネルギー価格上昇を反映し高い伸び示したものの、予想通り。一方、コア指数は前月比0.2%上昇とインフレの落ち着きを示していた。いまのところFRBが警戒している二次的影響は確認されていないことが示されている。 引き続きイラン情勢に市場の関心が集中する中、米国とイランの明日のパキスタンのイスラマバードでの和平協議を控え、その内容を確認したい雰囲気が強い。 アナリストからは、トランプ大統領が利下げ要求を再開すれば、ドルは下落する可能性が高いとの指摘が出ている。イラン紛争に起因するエネルギーショックは徐々に物価に波及すると見ており、例え戦闘が終結しても、貿易ルートや生産施設の混乱を考慮すると、エネルギー価格は紛争前の水準にはすぐに戻らない可能性が高いという。 それにもかかわらず、トランプ大統領が中間選挙を前に支持率を押し上げようとする可能性があり、FRBに利下げ圧力をかけ始める可能性がある。トランプ大統領がFRBに再び注意を向け、対立が再燃すれば、ドルはそれに応じて打撃を受ける可能性があるとしている。 USD/JPY 159.27 EUR/USD 1.1722 GBP/USD 1.3460 MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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