[今日の視点]貴金属=反発も上げ一服、和平協議は実施されず

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 貴金属は、反発して寄り付く見通し。金と銀はニューヨーク高を受けて買い優勢とな
ろう。プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナがニューヨーク高を受けて堅調となろ
う。
 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は8.50ドル高の
4681.90ドル、銀が86セント高の7520セント、プラチナが15.37ドル
高の2000.57ドル、パラジウムは19.57ドル高の1486.55ドル。
 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=159.53/55円で、前営業日の
大引け時点から0.16円の円高。
 2月限の寄り付き目安は、金が2万4665円前後、銀は372.0円前後、プラチ
ナは1万0100円前後、パラジウムは7900円前後。
【NY金は米イランの和平協議期待が支援】
 金は前週末の海外市場では、米イランの和平協議期待を受けて買い優勢となった。
 金は米イランの和平協議期待が支援要因になった。イランのアラグチ外相は、パキス
タンを訪問し、二国間協議を行う。ただ同外相はパキスタンのシャリフ首相と会談した
のち、出国し、直接協議は実施されなかった。トランプ米大統領は、ウィットコフ中東
担当特使とトランプ大統領の娘婿ジャレッド・クシュナー氏の派遣を中止した。イラン
は提案を改善してきたが、十分ではないとした。
 イランのアラグチ外相はパキスタン訪問で「わが国の原則的な立場を説明した」と
し、「米国が外交に真剣に取り組んでいるかどうか、見極めが必要」とした。イラン側
は過大な要求を受け入れないとしている。一方、イスラエルのネタニヤフ首相が親イラ
ン武装組織ヒズボラの拠点を攻撃するよう命令し、レバノンとの停戦合意の行方も確認
したい。
 米司法省は、米連邦準備理事会(FRB)の本部改修費の超過を巡る捜査を打ち切
る。次期議長に指名されたケビン・ウォーシュ氏は承認公聴会で、「金融政策の独立性
は不可欠だ」と述べた。承認される可能性が高まった。

 銀は前週末の海外市場で、米イランの和平協議期待や金堅調を受けて買い優勢とな
った。ただ和平協議が実施されず、週明けは上げ一服となった。
【週明けのプラチナは上げ一服】
 プラチナは前週末の海外市場では、ドル安や金堅調を受けて買い優勢となった。
 プラチナは米イランの和平協議期待が支援要因になったが、実施されず、週明けは上
げ一服となった。イランのアラグチ外相はパキスタン訪問で「わが国の原則的な立場を
説明した」とし、「米国が外交に真剣に取り組んでいるかどうか、見極めが必要」とし
た。イラン側は過大な要求を受け入れないとしている。
<今日の予定>
●ニュージーランド(振替休日)、南ア(自由の日)
・金融政策決定会合(日本銀行、28日まで)
・中国工業利益 2026年3月(国家統計局)
MINKABU PRESS 東海林勇行

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