[本日の見通し]石油=売り買い交錯、米政府は返答を保留との報道で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 日中取引開始後、原油の2026年9月限は売り買い交錯も、買いがやや優勢となっ
ている。
 米ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)の報道によると、トランプ米大統領
はイランのホルムズ海峡に関する提案に懐疑的であるという。核開発協議の先送りが提
案されている可能性が高いにも関わらず、提案を一蹴せず返答を保留している。米ホワ
イトハウスは数日中に対案を提示するというが、返答を引き延ばす理由は不明である。
 米政府は本日から始まる米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて、原油相場を刺
激することを避けようとしているのだろうか。原油高の継続に伴うインフレ高進見通し
や利上げ警戒感は、今のところ安定的なリスク資産市場の値動きを損なう可能性が高
く、金融市場の動向を尊重するトランプ米大統領の判断としてあり得るのではないか。
支持率の低下が止まらないトランプ米大統領にとって株価の防衛は必須であり、FOM
Cに余計な口出しはされたくないだろう。
 時間外取引でニューヨーク原油6月限は前日比0.30ドル高の96.67ドルで推
移。本日これまでのレンジは96.24〜96.80ドル。
 原油9月限の予想レンジは8万7000円から8万9000円、ガソリン先限は
10万0000円から11万0000円、灯油先限は10万0000円から11万
0000円。
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