ドル円が160円台に再上昇している。160円台は3月30日以来。160円付近にはオプション絡みの売りオーダーなども観測されていたが、東京勢が祝日で不在の中で上値をトライしたようだ。 イラン情勢に和らぐ気配が一向に見られず、本日も原油高が続いている。WTIは一時104ドル台に上昇しているが、その中で海外勢がドル高・円安の動きを仕掛けたようだ。 目先は3月29日高値160.45円付近が意識される。米金利の上昇と原油高がドル需要を支えており、この水準を突破すれば、ドル円はさらに上昇圧力を受けやすいとの指摘も出ている。午後にFOMCの結果発表を控えているが、タカ派な印象が広がれば、ドル円は上昇が加速し、ストップロスを巻き込む可能性がある。 一部からは、円にとっての追い風は乏しく、日銀は追加利下げに慎重な中、短期ゾーンの実質金利は大幅なマイナス圏にある。口先介入も円安を食い止める効果は限定的で、オプション市場も介入リスクをほとんど織り込んでいない。上記の直近高値を上抜ければ当局の許容度が試され、ドル高が続けば値動きが荒くなる可能性がある。 USD/JPY 160.18 EUR/JPY 187.29 GBP/JPY 216.10 AUD/JPY 114.29 MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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