貴金属は、総じて下落して寄り付く見通し。金はドル建て現物相場の下落を受けて売 り優勢となろう。銀は夜間取引で2月限が上昇した。プラチナ系貴金属(PGM)はプ ラチナがニューヨーク安を受けて軟調となろう。 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は41.79ドル安 の4689.90ドル、銀が116セント安の7942セント、プラチナが28.72 ドル安の2036.58ドル、パラジウムは36.46ドル安の1475.37ドル。 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=156.89/91円で、前営業日の 大引け時点から0.16円の円安。 先限の寄り付き目安は、金が2万4480円前後、銀は398.0円前後、プラチナ は1万0150円前後、パラジウムは7600円前後。 【金は米イランの対立継続が圧迫】 金は前週末の海外市場では、ドル安を受けて買い優勢となった。 金はドル安が支援要因になった。イランの回答が待たれるなか、戦争終結期待を受け てドル安に振れた。イランが10日、パキスタンを通じて回答したが、トランプ米大統 領は、「全く受け入れられない」との見方を示した。今後の対応の行方を確認したい。 今週は14〜15日に米中首脳会談があり、イラン情勢や経済が協議されるとみられて いる。 4月の米雇用統計によると、非農業部門雇用者数は前月から11万5000人増加 し、伸びは市場予想を大きく上回った。失業率は4.3%と前月から横ばい。米シカゴ 地区連銀のグールズビー総裁は、今後の金融政策には利上げが含まれる可能性があると 述べた。 銀はきのうの海外市場で、ドル安や金堅調を受けて買い優勢となった。 【NYプラチナは利食い売りが圧迫】 プラチナはきのうの海外市場では、ドル安が下支えになったが、利食い売りが出て下 落した。 プラチナは利食い売りが圧迫要因になった。米国とイランの戦争終結期待を受けてド ル安に振れたが、プラチナに利食い売りが出た。イランが10日、パキスタンを通じて 回答したが、トランプ米大統領は、「全く受け入れられない」との見方を示した。今後 の対応の行方を確認したい。今週は14〜15日に米中首脳会談があり、内容を確認し たい。 <今日の予定> ・中国消費者物価指数 2026年4月(国家統計局) ・中国生産者物価指数 2026年4月(国家統計局) ・米中古住宅販売統計 2026年4月(全米不動産協会) MINKABU PRESS 東海林勇行
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