21日の東京株式市場で日経平均株価は寄り付きから大幅上昇してスタート。上げ幅は一時2200円あまりに達し、一気に6万2000円台を回復する場面があった。 大引けの日経平均株価は前営業日比1879円73銭高の6万1684円14銭と6日ぶり急反発。プライム市場の売買高概算は25億490万株、売買代金概算は10兆5928億円。値上がり銘柄数は1014、対して値下がり銘柄数は504、変わらずは49銘柄だった。 きょうの東京市場は前日までのリスクオフの巻き戻しが急速に進んだ。米イラン戦闘終結期待を背景に原油相場が下落し、過度なインフレ懸念の後退から世界的な長期金利上昇に一服感が台頭。国内債券市場でも直近まで10年債利回りは急ピッチな上昇をみせていたが、きょうはいったん歯止めがかかった。これを受け、株式市場では主力銘柄を中心に幅広く買い戻される展開に。日本時間朝方に発表された米エヌビディア<NVDA>の好決算も追い風に、AI・半導体セクターへの資金流入が目立った。なかでも、出資先の米オープンAIに上場申請報道が出たソフトバンクグループ<9984>がストップ高と急騰し、投資家の耳目を集めた。ハイテク株の影響が大きい韓国、台湾市場の上昇を横目に、後場に入っても全体相場はしばらく堅調に推移していたが、大引けにかけてはやや利益確定売りに押された。プライム市場の6割以上の銘柄が値上がりし、売買代金は10兆円超と活況だった。 個別ではソフトバンクGが値を飛ばし、東京エレクトロン<8035>やアドバンテスト<6857>、キオクシアホールディングス<285A.T>、レーザーテック<6920>が水準を切り上げた。イビデン<4062>、メイコー<6787>、KOKUSAI ELECTRIC<6525>が急伸。村田製作所<6981>やTDK<6762>、ファナック<6954>、キーエンス<6861>も高い。トヨタ自動車<7203>、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、日立製作所<6501>が堅調だった。 半面、日本郵船<9101>をはじめとする海運、SOMPOホールディングス<8630>など保険セクターが軟調。任天堂<7974>やソニーグループ<6758>、オリエンタルランド<4661>のほか、コナミグループ<9766>、バンダイナムコホールディングス<7832>も安い。ファーストリテイリング<9983>やKDDI<9433>、三井物産<8031>が値下がりした。 出所:MINKABU PRESS
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