きょうの為替市場、週末にイスラエルとイランとの間でミサイル攻撃の応酬が発生していたが、イランが軍事作戦の終了を宣言したこともあり、ドル高の動きが一服。ドル円は東京時間に一時160.40円近辺まで上昇していたが、海外時間に入って160円付近まで伸び悩む動きとなっている。 しかし、先週金曜日の米雇用統計はFRBのタカ派姿勢を正当化する内容で、市場はFRBの年内利上げ確率を完全に織り込んでいる。ストラテジストからは「労働需要の改善と根強いインフレという米マクロ経済の環境を背景に、FRBはより引き締め的な金融政策スタンスを維持すると見られ、ドルは今後も上昇基調を続ける可能性がある」との見方が出ている。 米商品先物協会(CFTC)が金曜日に発表したIMM投機筋の建玉報告によると、レバレッジド・ファンドの円売り越しが2024年7月以来の高水準となっていた。日本の当局による介入にもかかわらず、ヘッジファンドなど投機筋は円ショートを積み上げていたことが示されている。 日銀の6月利上げの可能性も高まり、短期金融市場では90%超の確率で織り込んでいる。ただ、日銀が利上げを実施したとしても、ドルの流れが変わらないようであれば、円高に振れたとしても一時的との見方も根強い。 日本時間23時のNYカットでのオプションの期日到来は160円と160.25円に観測。 8日(月) 160.00(29.9億ドル) 160.25(7.9億ドル) 9日(火) 159.00(10.5億ドル) 10日(水) 160.00(11.4億ドル) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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