【本日の見通し】ドル円の地合いはしっかり、この後は日銀金融政策決定会合待ち 昨日の市場でドル円は米国とイランとの合意報道で東京朝にドル安となり、159.74円を付けた。すぐに反発し、東京昼前に160円台を回復。その後、朝の急落前の水準まで戻る展開となった。海外市場では160.00円前後がサポートとなり、NY市場では160.40円を付けている。 世界的な株高の動きがリスク選好の円安につながり、ドル円の支えとなっている。合意報道でのドル安が続かず、すぐに戻したことで、下値しっかり感も出ていた。 今日は昼前後に日銀金融政策決定会合の結果発表が予定されている。15時半から会合後の会見が行われる。植田総裁が入院中で欠席となっており、会合は氷見野副総裁が議長を代行、会見は内田副総裁が代理で実施する。 今回の日銀会合では4会合ぶりの利上げが見込まれている。また2027年4月からの国債買入れ減額停止も決まる見込みとなっている。米国とイランの戦闘停止の覚書合意で、中東情勢への警戒一服が期待されており、物価高の要因となっている原油高も落ち着いているが、利上げ自体は当初の見通し通り実施されると見込まれている。 注目は声明や会見での今後の姿勢。利上げの打ち止め感が出ると、利上げ実施にもかかわらず円売りが広がる可能性がある。この後も引き締め姿勢継続を印象付けられるかがポイントとなる。穏当な結果になった場合、今日、明日の米連邦公開市場委員会(FOMC)待ちとなる。 ドル円は160円台前半での取引を中心に、日銀会合の結果や15時半の会見を待つ展開となりそう。 ユーロドルは1.1580ドル台での推移。昨日は東京朝のドル安で1.1622ドルまで上昇。その後じりじりと下げてきている。米FOMC待ちの印象で、1.1600ドルを挟んでの推移を見込んでいる。 ユーロ円は世界的な株高を受けたリスク選好の円売りもあり、一時186円台を付けた。186円台では利益確定の売りも見られたものの、押し目は限定的で、地合いの強さが継続している。この後も185円台半ば前後では買いが出る展開か。 ポンドドルは1.3400ドル台での推移。ポンドドルも昨日のドル安で上昇し、1.3460ドル台を付けた。その後少し調整が入っている。米FOMCと木曜日の英中銀金融政策会合待ちとなっており、この後は上下ともにやや動きにくい。 ポンド円は215.00円前後での推移。株高を受けた円安もあって215.38円まで一時上値を伸ばした。この後も地合いは堅調で214円台後半の買い場探しとなりそう。 MINKABUPRESS 山岡
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