ドル買いが再開、ユーロドルは1.14台に安値広げる=ロンドン為替概況 ロンドン市場は、ドル買いが再開している。ユーロドルは1.14台後半へと下落し、前日安値を更新。英中銀金融政策発表を控えたポンドドルも1.32台前半へと下押しされ、前日安値を更新している。ドル円は160.80付近と前日高値に並ぶ場面があったが、直後に160.50割れまで反落するなど神経質な値動き。足元では高値を160.90付近に小幅更新している。前日のタカ派的な米FOMCを受けて、ドル高圧力が根強いものの、ドル円相場にとっては介入警戒が上値を抑えているもよう。4月30日の介入実施時の高値160.72レベルを上回り、危険水域に突入している。ドル円の上値が重い分、クロス円は下落している。ユーロ円は184円台前半、ポンド円は212円台後半へと軟化している。ユーロ対ポンドではポンドが軟調。このあとの英中銀金融政策発表では金利据え置きが市場コンセンサス。票割れは7対2と2名の利上げ票が予想されている。英下院補欠選挙でスターマー首相のライバルであるバーナム氏出馬が政治混乱を想起させる面も指摘される。 ドル円は160円台後半での取引。前日の海外市場でタカ派的な米FOMCを受けて一時160.80付近まで買われる場面があった。本日は前日NY終値160.65を挟んだ揉み合いとなるなかで、ロンドン序盤には再び160.80付近と前日高値に並ぶ場面があった。その直後に160.48付近まで下落と神経質な値動きになっている。160円台後半は4月30日に介入が入った水準だ。ただ、ドル買い圧力も根強く、足元では160.90付近へと高値を小幅に更新している。 ユーロドルは1.14台後半での取引。東京市場では前日の下落の反動で買われ、ロンドン朝方にかけて1.1528付近に高値を更新した。しかし、ロンドン勢の本格参加とともにドル買いが再開。安値を1.1462付近に更新している。ユーロ円も軟調。ロンドン早朝の185.20付近を高値に売られ、一時184.30付近まで安値を広げた。一方、対ポンドではユーロは堅調に推移している。英欧中銀の利上げスタンスの差が意識された面もあるようだ。 ポンドドルは1.32台前半での取引。ロンドン朝方にかけて1.3325付近まで買われたあと、ロンドン時間に入ると売りが強まっている。一時1.3225付近と前日安値を更新した。ポンド円も下落。214.06付近を高値に212.59付近まで安値を広げている。ユーロポンドは0.8648付近から0.8674付近まで買われている。ポンド売り圧力が優勢。今日の英中銀会合では政策金利据え置きが予想されている。直近に利上げを実施したECBとの金融スタンスの差が意識されているもよう。また、英下院補欠選が実施されることが政治不透明感を意識させる面もあるようだ。 minkabu PRESS編集部 松木秀明
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