【これからの見通し】週明けは主要な経済指標や金融当局者の講演予定無し 週明けは、主要な経済指標発表や金融当局者らの講演などは予定されていない。手掛かり難の週明け相場となりそうだ。ただ、先週末の米雇用統計が強かったことで、短期的な新規ドル・ロングポジションが形成されたとみられている。きょうは米債利回りが調整的に低下しており、ドル・ロングポジションにとっても調整圧力がかかりやすくなっている。 また、米中貿易協議や中東情勢については、あまり好転の兆しはみられていない。むしろ、週末にかけては、イランがウラン濃縮度の引き上げを発表し、トランプ大統領などがイランに対して警告を発している。米中通商協議についても、G20後には交渉再開が期待されたが、中国側は米国が制裁関税を撤廃することが交渉再開に必要との見方を示している。米国からもNEC委員長が交渉の仕切り直しの見方を示す報道があった。韓国に対する日本の半導体材料の輸出規制強化など、世界経済にとってはネガティブな材料が多く出てきている。 このあとの注目イベントとしては、水・木曜日に実施されるパウエルFRB議長の半期議会証言が挙げられよう。特に、初日の証言が市場にインパクトを与えそうだ。足元のマーケットでは先週末の米非農業部門雇用者数の伸びが予想外に加速したことを受けて、7月FOMCでの0.5%利下げの可能性がほぼなくなっている。米債利回りが急上昇し、ドル高、株安の反応を招いていた。きょうあすは、その時のポジション調整の深さを観察する展開となりそうだ。イベント前でやりにくい相場となりそうだ。 minkabu PRESS編集部 松木秀明
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