今週予定されているもう一つの大きな材料が、10日(日本時間11日午前3時)に発表される前回6月18日、19日開催分のFOMC議事録です。 事前見通し通り金利を据え置いた同回のFOMC。注目された声明文では、これまで見られた「辛抱強くなれる」という文言が削除され、今後については「景気拡大維持のために適切に行動」と、今後の利下げの可能性を示唆する表現が見られました。 また、3月、6月、9月、12月のFOMCで示されるFOMCメンバーによる年末時点での政策金利見通し(ドットプロット)では、3月時点での年内据え置きが圧倒的で利下げ見通しゼロという状況から、半数近くが年内二回の利下げを見込むという形に変化しました。 こうした声明やメンバーの見通しの変化がどのように起きたのか、また、それでも半数が据え置きを見込むなど、7月のFOMCでの利下げを100%織り込む市場の状況とのずれが生じる中で、どのような今後に向けた議論が行われていたのかなどが注目されます。 7月の利下げ期待自体はよほどのことがないと揺るがないと思われますが、市場では前回のFOMCでメンバーのだれも予想していない年内3回の利下げ見通しが大勢となってきています。こうした状況が、議会証言や議事録によってどのような影響を受けるのかによって相場へ大きな影響が出そうなだけに、要注意となっています。 minkabu PRESS編集部 山岡和雅
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