[今日の視点]貴金属=続伸、NY高も米イランを確認

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 貴金属は、続伸して寄り付く見通し。金と銀はニューヨーク高を受けて買い優勢とな
ろう。プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナがニューヨーク高を受けて堅調となろ
う。
 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は42.12ドル高
の4066.08ドル、銀が102セント高の5862セント、プラチナが10.94
ドル高の1619.74ドル、パラジウムは3.55ドル高の1203.68ドル。
 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=161.78/80円で、前営業日の
大引け時点から0.09円の円安。
 先限の寄り付き目安は、金が2万1650円前後、銀は305.0円前後、プラチ
ナは8090円前後、パラジウムは6400円前後。
【NY金は原油安やドル安が支援】
 金は前週末の海外市場では、原油安やドル安を受けて買い優勢となった。
 金は原油安やドル安が支援要因になった。ホルムズ海峡の開放で中東の原油供給量が
増加し、原油安となった。一方、6月の米ミシガン大消費者信頼感指数確報値は
49.5と、過去最低だった5月の44.8から上昇した。ただ家計は依然として生活
費の高騰に懸念を示している。6月の速報値は48.9。市場予想は50.0への上
昇。1年後のインフレ期待は4.6%。5月の4.8%から低下したものの、依然とし
て高水準にある。
 イランがホルムズ海峡で貨物船を攻撃したことを受け、米軍がイランの軍事施設を攻
撃し、攻撃の応酬となった。双方が停戦合意に違反したと非難した。週明けは原油高と
なったが、アクシオスが、米高官の話として、イランとの間で互いに攻撃を停止するこ
とで合意したと報じた。米国とイランは30日に仲介国であるカタールの首都ドーハで
協議をするという。一方、イスラエルとレバノンはレバノンに拠点を置く親イラン武装
組織ヒズボラとイスラエルの戦闘終結に向けた枠組み合意に署名したが、イスラエル軍
がヒズボラを攻撃した。中東の紛争が止まるかどうかを確認したい。
 銀は前週末の海外市場で、原油安やドル安、金堅調を受けて買い優勢となった。
【NYプラチナは原油安や金堅調が支援】
 プラチナは前週末の海外市場では、原油安や金堅調を受けて買い優勢となった。
 プラチナは原油安や金堅調が支援要因になった。ホルムズ海峡の開放で中東の原油供
給量が増加した。ただ週末の米国とイランの攻撃の応酬を受けて週明けは原油高となっ
た。米国とイランは攻撃停止で合意したと伝えられており、原油高が一服するかどうか
を確認したい。
<今日の予定>
・小売業販売額 2026年5月速報(経済産業省)
・英マネーサプライ 2026年5月(BOE)
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