アジア株 韓国株3週間ぶり8000割れ、アップル報道で巨頭2社の優位性に陰り

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
アジア株 韓国株3週間ぶり8000割れ、アップル報道で巨頭2社の優位性に陰り

東京時間11:05現在
香港ハンセン指数   23232.77(+351.75 +1.54%)
中国上海総合指数  4072.83(-39.61 -0.96%)
台湾加権指数     46669.97(-349.02 -0.74%)
韓国総合株価指数  8067.99(-235.42 -2.84%)
豪ASX200指数    8715.70(-7.21 -0.08%)

アジア株は香港を除いて下落、今夜の米雇用統計を前にハイテク関連に売りが広がっている。

ウォーシュFRB議長の「インフレリスクは後退した」発言を受け、7月の米利上げ確率が38%台から25%に低下している。ただ、今夜の米雇用統計が強い数字となれば利上げ観測は再燃するだろう。ベッセント米財務長官は「非常に強い結果でも驚かない」と“ 予告”とも取れる発言をしており、市場は予想以上の好結果を警戒している。

休場明け香港株は上昇、ウォーシュ発言に安堵。香港は金融政策を米国に連動させているためFRBの政策に左右される。医療品や保険、ハイテク、自動車、消費者サービスなど幅広い銘柄が上昇している。

韓国株は急落し、一時3週間ぶりに8000ポイント大台を割り込んだ。その後は買い戻しが入り下げ幅を縮小している。前日の米ハイテク株安に加え、韓国利上げ観測の高まりが市場心理を冷え込ませている。

アップル報道を受け、サムスン電子とSKハイニックスのメモリ市場における優位性が失われるとの懸念が広がっている。SKハイニックスは5.6%下落し先月16日以来の安値をつけている、サムスン電子は5.3%下落し先月11日以来の安値。

米アップルが世界的なメモリ不足を解消するため、米ブラックリストに掲載されている中国の半導体企業2社からチップを調達する方向で協議を進めているという。アップルはメモリ不足により製品全体で価格を引き上げざるを得なくなっている。

きょう発表された韓国6月の消費者物価指数は前年比+3.2%と前回+3.1%から伸びが加速、2023年末以来の高水準となった。2カ月連続で3%台に乗せ、中銀目標2%を大幅に上回っている。

インフレ高止まりを受け韓国中銀は早ければ今月にも利上げに踏み切る可能性がある。前回5月会合ではインフレ上振れリスクを理由に今後数カ月以内に利上げを行う姿勢を示していた。

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