[今日の視点]貴金属=金が続伸、NY高を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 貴金属は、金が続伸して寄り付く見通し。金と銀はニューヨーク高を受けて買い優勢
となろう。プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナがドル建て現物相場の下落を受けて
軟調となろう。
 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は10.44ドル高
の4165.30ドル、銀が28セント高の6204セント、プラチナが6.62ドル
安の1630.42ドル、パラジウムは3.72ドル高の1270.39ドル。
 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=162.03/05円で、前営業日の
大引け時点から0.07円の円高。
 先限の寄り付き目安は、金が2万2225円前後、銀は331.0円前後、プラチ
ナは8265円前後、パラジウムは6700円前後。
【NY金はドル安が支援】
 金はきのうの海外市場では、米ISM非製造業総合指数の低下やドル安を受けて押し
目を買われた。
 金は米ISM非製造業総合指数の低下やドル安が支援要因になった。6月の米ISM
非製造業総合指数は54.0と、5月の54.5から小幅に低下した。中東紛争を背景
にした企業の発注急増による押し上げ効果が薄れたとみられる。米ニューヨーク連邦準
備銀行が発表した6月のグローバル・サプライチェーン圧力指数(GSCPI)は
1.25と、5月の1.81(上方修正)から低下した。
 米連邦準備理事会(FRB)のウォラー理事は、フォワードガイダンス(先行き指
針)は状況次第で金融政策の効果を早める「有用なツール」となり得るが、硬直的に用
いれば問題になる可能性もあると述べた。
 銀はきのうの海外市場で、ドル安や金堅調を受けて押し目を買われた。
【NYプラチナはドル安や金堅調で下げ一服】
 プラチナはきのうの海外市場では、手じまい売りが出たが、ドル安や金堅調を受けて
下げ一服となった。
 プラチナは手じまい売りが出たが、ドル安や金堅調を受けて下げ一服となった。原油
安が一服し、手じまい売りが出た。ただ米ISM非製造業総合指数の低下などを受けて
ドル安に振れた。一方、欧州危機対応基金である欧州安定メカニズム(ESM)は報告
書で、中東での新たな紛争と米国での資産売りがユーロ圏にとっての2大リスクであ
り、これらが同時に発生すれば、ユーロ圏を景気後退に陥らせ、インフレ率を5%近く
に押し上げる可能性があると分析した。
<今日の予定>
・全世帯家計調査・消費支出 2026年5月(総務省)
・独鉱工業生産指数 2026年5月(経済技術省)
・米貿易収支 2026年5月(商務省)
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