貴金属は、軒並み下落して寄り付く見通し。金と銀はニューヨーク安を受けて売り優 勢となろう。プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナがニューヨーク安を受けて軟調と なろう。 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は71.73ドル安 の4049.11ドル、銀が193せント安の5763セント、プラチナが47.40 ドル安の1599.30ドル、パラジウムは37.25ドル安の1255.92ドル。 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=163.82/84円で、前営業日の 大引け時点から0.74円の円安。 先限の寄り付き目安は、金が2万1825円前後、銀は302.0円前後、プラチナ は8275円前後、パラジウムは6800円前後。 【NY金は原油高やドル高が圧迫】 金はきのうの海外市場では、原油高やドル高を受けて売り優勢となった。 金は原油高やドル高が圧迫要因になった。中東情勢に対する懸念を受けて原油高に振 れた。トランプ米大統領は、イランに対する大規模な戦闘作戦の再開を真剣に検討して いると明らかにした。またイエメンの親イラン武装組織フーシ派によるいかなる攻撃に ついてもイランに責任を負わせる考えを示した。一方、米下院は、米大統領に対しイラ ンへの軍事行動の停止を指示する戦争権限決議案を可決した。米上院はそのわずか数時 間後、同様の別の決議案の審議入りを阻止した。 米新規失業保険申請件数は前週比2万2000件減の18万7000件と、1969 年9月以来の低水準となった。減少幅は過去3カ月で最大。労働市場が引き続き安定し ていることを示す内容で、米連邦準備理事会(FRB)当局者はインフレ抑制に引き続 き注力するとみられる。 銀はきのうの海外市場で、ドル高や金軟調を受けて売り優勢となった。 【NYプラチナはドル高や金軟調が圧迫】 プラチナはきのうの海外市場では、ドル高や金軟調を受けて売り優勢となった。 プラチナはドル高や金軟調が圧迫要因になった。中東情勢に対する懸念を受けて原油 高に振れた。また米10年債利回りは4.72%まで上昇し、18カ月ぶりの高水準と なった。CMEのフェドウォッチで、来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)では 65.3%(前週88.2%)の確率で金利据え置きが見込まれているが、9月は 57.0%(同47.0%)の確率で利上げを織り込んだ。 <今日の予定> ・消費者物価指数 2026年6月(総務省) ・英小売売上高 2026年6月(国立統計局) ・ユーロ圏製造業購買担当者景況指数 2026年7月速報(Markit) ・ユーロ圏サービス業購買担当者景況指数 2026年7月速報(Markit) ・米新築住宅販売 2026年6月(商務省) ・建玉明細報告(CFTC) MINKABU PRESS
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