貴金属は、軒並み上昇して寄り付くと予想。金と銀はニューヨークの急伸を受けて買 い優勢が見込まれる。プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナがニューヨークの下落が 手掛かりとなり売り優勢となりそうだ。 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は194.58ドル 高の4253.09ドル、銀が317セント高の6203セント、プラチナが88.1 5ドル高の1735.80ドル、パラジウムは88.82ドル高の1366.60ド ル。 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=157.74/75円で、前営業日の 大引け時点から0.03円の円安。 先限の寄り付き目安は、金が2万2076円前後、銀は305.0円前後、プラチナ は8730円前後、パラジウムは6800円前後。 【金は目先はインフレ高進懸念の後退を受け堅調を維持か】 NY金は米国とイランの合意期待を受けた原油安がインフレ高進懸念を後退させるな か、米国の年内利上げ観測が和らいでいる。5日の取引で一気に4300ドル台に達し ており、これまで年内利上げ観測に上値を抑制され続けた反動高に転じた。東京でも このNY金の急伸に追随する動きが見られると予想される。 5日にはホルムズ海峡の航行に関する発表が行われる見通しとされているが、実際の 発表が行われなかった場合には反動安に転じる可能性もある。 また、世界的な人工知能(AI)関連インフラへの投資の拡大が米製造業を下支えす ると見られるうえ、原油価格の下落がインフレ高進下でも旺盛を保った米個人消費意欲 を刺激する要因となれば、今後の金価格の上値を抑制する要因になってくる可能性に 注意が必要だろう。 銀は原油安を受けたインフレ高進懸念の緩和は金急伸を受けて買い優勢となった。 【NYプラチナは上伸後の反動から軟化】 プラチナはきのうの海外市場では、前日に上伸した後の転売が膨らみ軟調となった。 ニューヨーク原油がホルムズ海峡の開放期待を受けて軟調となったことは、インフレ 高進観測を緩和させ金市場では好感されたものの、米金利の動向による影響が限られる 白金においては上値抑制要因となっており、東京でもNYに追随する動きが想定され る。 <今日の予定> == オーストラリア == 【経済】10:30貿易収支 2026年6月 (連邦統計局) == 日本 == 【経済】08:50対外及び対内証券売買契約等の状況 7月26日-8月1日 (財務省) == ユーロ圏 == 【経済】18:00小売売上高 2026年6月 (EUROSTAT) == ドイツ == 【経済】15:00製造業受注 2026年6月 (経済技術省) == スイス == 【経済】16:00雇用統計 2026年7月 (経済省) == アメリカ == 【経済】21:30新規失業保険申請件数 (労働省) 【経済】23:00卸売在庫 2026年6月確報値 (商務省) 【農産】21:30週間穀物輸出成約高 (USDA) MINKABU PRESS
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