【海外市場の注目ポイント】６月の独ＺＥＷ景況感指数など

　日本時間午後６時に６月の独ＺＥＷ景況感指数が発表される。大方の予想はマイナス５．６となっており、前月のマイナス２．１を下回り、２カ月続けて低下すると見込まれている。前日に発表された独連銀月報で、「ドイツ経済は春に若干縮小したとみられる。第１四半期の国内総生産（ＧＤＰ）の顕著な増加に寄与した特殊効果は剥落ないし、反転している」と指摘されており、予想以上に低下するようなら、ユーロ圏内最大の経済国であるドイツの景気の先行きに対する警戒感からユーロが売られる可能性がある。
　
　また、日本時間午後９時半には５月の米住宅着工件数も発表される。大方の予想は年換算１２４万戸となっており、前月の同１２３万５０００戸を上回り、３カ月続けて増加するとみられている。
　
minkabu PRESS編集部

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