株価指数先物【引け後】 SQ通過後をにらんだロングが入りやすい

配信元:株探
著者:Kabutan
大阪9月限
日経225先物 67160 +1500 (+2.28%)
TOPIX先物 4116.5 +43.5 (+1.06%)
※取引所発表の「清算値(帳入値)」を表示

 日経225先物(9月限)は前日比1500円高の6万7160円で取引を終了。寄り付きは6万6300円と、シカゴ日経平均先物の清算値(6万6315円)にサヤ寄せする形で買いが先行して始まった。現物の寄り付き時に6万6070円まで上げ幅を縮めたものの、その後はロング優勢の流れとなった。前場中盤にかけては6万6500円を挟んで保ち合いを継続。前場終盤にかけて上へのバイアスが強まり、6万7060円まで買われた。

 後場は中盤にかけて6万6750円まで上げ幅を縮めたが、概ね6万7000円前半での高値保ち合いが続いた。引けにかけてショートカバーとみられる動きが強まり、6万7170円まで上げ幅を広げている。

 前週末の米国市場の流れを引き継ぐ格好となり、アドバンテスト<6857>[東証P]や東京エレクトロン<8035>[東証P]、フジクラ<5803>[東証P]など指数インパクトの大きい半導体やAI(人工知能)関連株が終日、日経平均株価を牽引した。また、リクルートホールディングス<6098>[東証P]がストップ高に張り付いたほか、テルモ<4543>[東証P]は年初来高値を更新するなど、決算評価の動きがみられたことも投資家心理を明るくさせたのだろう。

 日経225先物は7日取引終了後のナイトセッションで、抵抗線として意識されていた25日移動平均線(6万5910円)を上抜けていた。ボリンジャーバンドの+1σ(6万8050円)とのレンジに移行したことで、ロングに振れやすくなっている。また、週足では13週線(6万67860円)を突破し、+1σ(6万9270円)とのゾーンに入ってきた。

 祝日を控えているため、後場は持ち高調整の動きが優勢になるとみられていたが、後場に入っても高値圏での推移が続いたことで、引け間際にショートカバーが強まる形になり、本日の高値圏で取引を終えている。

 日経225先物のバンドは収斂しており、次第に煮詰まり感が意識されてくるとみられる。足もとではオプション権利行使価格の6万6000円から6万8000円辺りのレンジになりそうだが、早い段階で+1σを捉えてくるようだと、上へのバイアスを強めてくる可能性がある。週末にオプションSQを控え、押し目ではSQ通過後をにらんだロングが入りやすいだろう。

 NT倍率は先物中心限月で16.31倍(7日は16.12倍)に上昇した。前週末には15.95倍と-1σ(15.95倍)まで下げる場面もみられ、いったんはリバランスが入りやすいタイミングであった。もっとも、一時16.34倍まで上昇し、中心値の25日線(16.36倍)を捉えている。リバランスにも一巡感が意識されることも考えられ、指数インパクトの大きい半導体やAI関連株のリバウンドが持続するかを見極めたい。

 手口面(9月限:立会内)では、日経225先物はABNクリアリン証券が9500枚、ソシエテジェネラル証券が7157枚、バークレイズ証券が4653枚、サスケハナ・ホンコンが1692枚、JPモルガン証券が1339枚、ゴールドマン証券が1288枚、野村証券が1186枚、モルガンMUFG証券が934枚、みずほ証券が872枚、日産証券が811枚だった。

 TOPIX先物はソシエテジェネラル証券が1万7041枚、ABNクリアリン証券が1万2470枚、バークレイズ証券が1万1437枚、JPモルガン証券が4706枚、モルガンMUFG証券が3046枚、ゴールドマン証券が2495枚、サスケハナ・ホンコンが1835枚、シティグループ証券が1436枚、野村証券が1401枚、UBS証券が1400枚だった。

株探ニュース

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