【これからの見通し】ドル円159円台で推移、明日の米CPIを控えてインフレ警戒も 東京不在のアジア市場で、ドル円は159円台前半で推移している。中東情勢の不透明感を背景に、昨日はNY原油先物が78ドル付近から82ドル台へと上昇、本日も82ドル台半ばと高水準を維持している。また、インフレ警戒を受けて、金先物が買われており、一時4500ドルに迫る場面があった。 きょうのトピックスは豪中銀政策金利発表だったが、政策金利は市場予想通り4.35%に据え置かれた。声明では「中東紛争がインフレに与える影響は、これまでのところ予想を下回っているものの、総合インフレ率は依然として高すぎる」「中東紛争の解決は依然として不透明であり、インフレ率が予測を上回り、経済活動が予測を下回るシナリオも想定される」などとしており、中東情勢を強く意識する面があった。 根強いインフレ圧力が警戒されるなかで、あすには注目の米CPIが発表される。現時点での予想は前年比+3.4%(前回+3.5%)、コア前年比+2.5%(前回+2.6%)とインフレ鈍化予想も最小限の幅に留まる予想となっている。 この後の海外市場では明日の米CPIを控えてドル相場高止まりの展開が続くことが想定されよう。 経済指標発表は、南ア雇用統計(2026年 第2四半期)、南ア製造業生産高(6月)、メキシコ鉱工業生産指数(6月)に続いて米中古住宅販売件数(7月)が予定されている。市場予想は405万件と前回の409万件からの減少が見込まれている。住宅価格や家賃の高騰、住宅ローン金利の上昇など住宅市場にとっては逆風が吹いている状況だ。 発言イベント関連では、米3年債入札(580億ドル)が実施される。金融当局者の発言予定は見当たらない。 minkabu PRESS編集部 松木秀明
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