方向感に欠ける取引、米PPIと新規失業保険申請件数を控えて=ロンドン為替概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
方向感に欠ける取引、米PPIと新規失業保険申請件数を控えて=ロンドン為替概況

 ロンドン市場は、方向感に欠ける取引。ドル円は159円台前半での振幅。ユーロドルは1.15台前半、ポンドドルは1.34台後半から1.35付近までの小幅な上下動。ドル円は東京午後に「高市政権が介入効果維持する観点から日銀の利上げを支持」と通信社が報じたことで円買いに反応も、すぐに値を戻した。ポンドドルは日本時間午後3時発表の英GDPの上振れには反応薄で、同鉱工業生産の弱さを受けて売りが先行した。しかし、ロンドン時間に入ると米債利回り低下とともに買い戻される往来相場となっている。このあとのNY市場では米PPIと新規失業保険申請件数が発表されるほか、クリーブランド連銀ハマック総裁、リッチモンド連銀バーキン総裁の発言、米30年債入札(250億ドル)などが予定されている。ドル相場が動意付くことが期待される。

 ドル円は159円台前半での取引。東京昼過ぎの159.49付近を高値に、その後一時159.18付近まで下落した。「高市政権が介入効果維持する観点から日銀の利上げを支持」と通信社が報じたことが円買い反応につながった。しかし、すぐに買戻しが入り、ロンドン序盤にかけて159.40台まで反発した。足元では159.30-40レベルでの揉み合いに落ち着いている。

 ユーロドルは1.15台前半での取引。東京午後からロンドン朝方にかけて1.1512付近まで軟化したが、その後は反発している。ロンドン午前には1.1539付近に本日の高値を更新した。米債利回りの低下がドル売り圧力となっているもよう。ユーロ円は東京早朝の183.80付近から東京午後には183.46付近まで一時下落。その後は反発に転じると足元では183.85付近に本日の高値を小幅更新している。対ポンドではユーロ買いが優勢。

 ポンドドルは1.35付近での取引。日本時間午後3時の一連の英経済指標では、GDPが上振れしたものの、鉱工業生産が弱含んだことでポンド売りに反応した。1.35付近から一時1.3474付近まで下押しされた。ロンドン時間には買戻しが優勢となり、高値を1.3501付近まで小幅に伸ばしている。ポンド円は東京早朝の215.20付近を高値にロンドン朝方には214.79付近まで下落した。その後は下げ一服となり215円台を一時回復した。ユーロポンドは0.8537から0.8552まで上昇している。英経済指標を受けたポンド売り圧力が優勢になっている。 

minkabu PRESS編集部 松木秀明

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