きょうの為替市場はドル安が優勢となっており、ポンドドル藻1.35ドル台半ばまで上昇している。この日発表の米経済指標が揃って弱い内容となったことで、FRBの早期利上げ期待が後退し、為替市場はドル安の動きが優勢となっている。ポンドドルはリバウンド相場が続く中、7月に上値を拒まれた1.35ドル台半ばの水準に差し掛かっており、本格的なリバウンド相場に戻せるか注目される。一方、円安の動きは変わらず、ポンド円は215.65円付近に上昇。21日線に顔合わせしている。 米大手銀のエコノミストは、英中銀が今後数カ月以内に利上げに踏み切るハードルは高いとの見方を示している。今年中に利上げするには、インフレ圧力が一段と強まっていることを示す明確な証拠が必要になるという。英景気が脆弱で労働市場も弱いことから、年内を通じて政策金利は据え置かれると予想しているようだ。 足元ではエネルギー価格上昇によるインフレ圧力が警戒されているものの、それだけでは利上げには不十分と指摘。英中銀が動くには、エネルギー価格のショックが幅広い物価上昇や賃金上昇を通じて、強い二次的インフレに繋がっている兆候を確認する必要があるとしている。つまり、エネルギー高による一時的なインフレ上昇ではなく、賃金やサービス価格など国内の基調的なインフレに波及するかどうかが、英中銀の利上げ判断の焦点になるという。 GBP/USD 1.3550 GBP/JPY 215.69 EUR/GBP 0.8548 MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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