株価指数先物【引け後】 半導体やAI関連株など日経平均型に資金集まる

配信元:株探
著者:Kabutan
大阪9月限
日経225先物 69290 +600 (+0.87%)
TOPIX先物 4184.5 -13.5 (-0.32%)
※取引所発表の「清算値(帳入値)」を表示

 日経225先物(9月限)は前日比600円高の6万9290円で取引を終了。寄り付きは6万8900円とシカゴ日経平均先物の清算値(6万8715円)を上回る形で、買いが先行した。現物の寄り付き後ほどなくして6万9140円まで買われたが、買い一巡後は前場中盤にかけて軟化し、6万8510円まで売られた。ただ、前場終盤にかけてはショートカバーが入る形でプラス圏を回復し、6万8660円~6万8830円辺りで保ち合いを継続。さらに後場中盤にかけてこのレンジを上抜けて6万9000円台を回復すると、引けにかけて上へのバイアスが強まり6万9290円と本日の高値で終えた。

 指数インパクトの大きいアドバンテスト<6857>[東証P]や東京エレクトロン<8035>[東証P]、キオクシアホールディングス<285A>[東証P]が買い先行で始まったことで、朝方はロングが強まる形で6万9140円まで上げ幅を広げた。ただ、14日の米国市場で主要な株価指数が下落したほか、中東情勢を巡る不透明感もあって上へのバイアスは強まらず、買い一巡後は短期的なショートを誘う場面もみられた。

 しかし、キオクシアホールディングスが後場に入ってリバウンド基調を強めたことが投資家心理を明るくさせ、先物市場でショートカバーを誘う形になったようである。また、フジクラ<5803>[東証P]など電線株の強い値動きが目立っており、業種別では非鉄金属の上昇率が5%を超えていた。AIデータセンター向けケーブルなど、指数インパクトの大きい半導体やAI関連株に投資マネーが集中している。

 日経225先物はボリンジャーバンドの+1σ(6万8080円)と+2σ(7万0220円)とのレンジ内での推移を継続。週足では13週移動平均線(6万7350円)と+1σ(6万9750円)とのゾーンから、+2σ(7万2160円)に切り上がってくる可能性がある。また、日足の一目均衡表では雲上限を上回って推移しており、遅行スパンは実線を上抜ける形での上方シグナル発生が接近している。テクニカル面でのシグナル好転が意識されるなかでは、ショートを仕掛けにくくさせよう。

 NT倍率は先物中心限月で16.55倍(14日は16.36倍)に上昇した。朝方は16.36倍と前日比変わらずの水準をつけていたが、その後はNTロングでのスプレッド狙いに向かわせている。前週のTOPIX(東証株価指数)は連日で最高値を更新していたこともあり、相対的に日経平均株価の出遅れを意識させているようだ。75日線(16.61倍)および13週線(16.71倍)を捉えてくるようだと、一段とNTロングに振れやすくなるだろう。

 手口面(9月限:立会内)では、日経225先物はABNクリアリン証券が5843枚、ソシエテジェネラル証券が5303枚、バークレイズ証券が2592枚、JPモルガン証券が1104枚、野村証券が1031枚、楽天証券が1008枚、サスケハナ・ホンコンが960枚、三菱UFJ証券が851枚、ゴールドマン証券が743枚、ビーオブエー証券が625枚だった。

 TOPIX先物はソシエテジェネラル証券が1万1417枚、バークレイズ証券が1万0312枚、ABNクリアリン証券が8431枚、モルガンMUFG証券が3801枚、JPモルガン証券が2877枚、ゴールドマン証券が2606枚、ビーオブエー証券が1755枚、サスケハナ・ホンコンが1432枚、野村証券が1万1413枚、ドイツ証券が1112枚だった。

株探ニュース

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