円買い強まる展開 株安、債券高などが寄与=東京為替概況 朝からやや円買い優勢の展開。昨日の海外市場では159円台後半を中心に落ち着いた動きとなり、下がると買いが入るものの160.00円トライには慎重な姿勢がうかがえた。東京市場は159.60円台でスタートした後、じりじりとドル安円高が優勢となった。160.00円の重さが上値を抑えるなか、前日のNY株式市場で半導体株を中心に株が売られた流れを受け、アジア市場でもハイテク関連株などに売りが見られ、リスク警戒の円買いを誘発した。また、日銀の買いオペ状況などから日本国債利回りが低下(債券価格は上昇)したことで、国債需要の減退懸念が後退したことも円買いを後押しした。 ドル円は朝方の159.64円から昼前に159.29円まで下落。午後はいったん159.40円台へ押し戻したものの再び円買いが強まり、午前の安値を割り込んで159.12円まで下値を広げた。 クロス円もドル円同様に上値の重い展開。ユーロ円は朝の184.80円台から午前中に184.55円前後まで下落後、184.67円前後まで反発したものの、午後には安値を更新して184.47円を付けた。 ユーロドルは全般的なドル安も手伝い、1.1570ドルから午後には1.1599ドルまで上昇した。 ポンドは物価統計が注目されたが、CPI(消費者物価指数)前年比および英中銀が重視するサービスCPIがともに市場予想と一致したため、相場への影響は限定的となった。対ドルではドル安の影響もあり1.3523ドルから1.3558ドルまで上昇。対円では216.10円台から午後に215.62円まで下落した。 そのほか目立った動きとしては、カナダドル買いの動きが見られた。トランプ米大統領が本日発動予定としていた対カナダの50%追加関税を3日間延期すると発表したことでカナダドル買いが入った。朝方に1.3900台から1.3890台へ低下していたドルカナダは1.3872まで下落(カナダドル高)し、その後の戻りも1.3883前後にとどまった。カナダドル円は朝方に114.92円から114.68円まで下落後、114.88円まで反発。高値を付けた後はドル円の下げも重しとなり、午後は114.68円前後と午前の安値に並ぶ動きとなった。 MINKABUPRESS 山岡
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