小反発、需要下振れ懸念と協調減産の延長見通しで売り買い交錯=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY原油先物7月限(WTI)(終値)
1バレル=53.27(+0.01 +0.02%)

 ニューヨーク原油の期近は小反発。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が~0.01~0.04ドル高。その他の限月は0.06~0.63ドル高。

 米中貿易摩擦が悪化する方向にあるなかで、景気減速と石油需要の下振れが警戒されている反面、石油輸出国機構(OPEC)を中心とした産油国が協調減産を延長する可能性が高いことが相場を下支えし、値動きは限られた。米週間石油在庫統計の発表を控えた模様眺めムードもあった。

 時間外取引で7月限は54.04ドルまで上昇したものの、通常取引開始後は失速。52.96ドルまで小幅安となる場面があった。ただ、53ドル付近が支持となり、引けにかけてはプラス圏に浮上した。

minkabu PRESS編集部 

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