[本日の見通し]石油=急落、イランとオマーンは暫定合意

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 日中取引開始後、原油の2027年1月限は7万4000円まで一段安となった。た
だ、売り一巡後はやや切り返している。
 オマーンのバドル外相は、「ホルムズ海峡の暫定的な回廊と安全な航行を回復するた
めの具体的な取り決めを間もなく発表できると期待している」、「ホルムズ海峡の今後
の管理と恒久的な解決策は、イスラマバード覚書の第5条に従って、適切な時期に実施
されるだろう」と述べた。イスラマバード覚書の第5条ではイランを中心としたホルム
ズ海峡の管理について示されており、イランとオマーンによる共同管理が始まりそう
だ。
 まもなくイランとオマーンが共同管理の詳細について合意するとしても、それはホル
ムズ海峡の開放ではおそらくない。イラン外務次官が述べているように、ホルムズ海峡
の開放は少なくとも米国がイスラマバード覚書を遵守することが条件である。イランが
レバノンやガザからのイスラエル軍撤退を要求するなら、先は長いと思われる。
 時間外取引でニューヨーク原油10月限は前日比1.53ドル安の80.83ドルで
推移。本日これまでのレンジは80.80〜81.31ドル。
 原油1月限の予想レンジは7万4500円から7万5500円、ガソリン先限は9万
0000円から10万0000円、灯油先限は10万0000円から11万0000
円。
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