[今夜の視点]シカゴコーン=小麦の騰勢が続くか否かが焦点か

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 シカゴコーンの夜間取引はもみ合い。12月限のここまでの高値は537.50セン
トと、前日付けた一代新高値538.75セントには届いていない。
 今夜は前日急騰した小麦次第の値動きとなりそうだ。小麦が一段高となれば、コーン
もさらに一代高値を更新する可能性が高く、小麦が反落すれば、コーンも利食い売りが
優勢となりそうだ。後述するように、黒海経由の穀物供給懸念は一気に解消するような
状況ではないが、小麦がそれをさらに囃するか否かは別問題となるため、小麦の値動き
には注意したい。今夜は週間輸出成約高にも注目したい。
 12月限はさらに一代高値を更新するようであれば、540セント台が意識されそう
だ。
 前日のシカゴは大幅続伸。米国産の作柄悪化に加えて、黒海経由の穀物供給懸念で小
麦がストップ高絡みの急騰となったことに支援されて、さらに一代高値を更新した。
 ロシアの黒海沿岸の穀物積み出し港(石油積み出し港でもある)、ノボロシースク港
がウクライナの攻撃で完全に機能を停止して穀物輸出がストップし、施設の修復までに
1〜4カ月かかる見込みであることや、ウクライナ側もロシアの侵攻以降、ウクライナ
産穀物の輸出の重要な代替水運ルートとなっているルーマニアのドナウ川のスリナ運河
付近の海上に最大70隻の穀物運搬船が滞留しているとの情報で噴き上げた。同運河を
通過できるのは1日当たり5〜7隻に留まるという。

 12月限は538.75セントまで一代高値を更新した後、引けは536.50セン
トと大幅高を維持した。

<今夜の予定>
◆ フランス ◆
【経済】 15:45 生産者・輸入物価指数 2026年7月(INSEE)
◆ アメリカ ◆
【経済】 21:30 卸売在庫 2026年7月速報値(商務省)
【経済】 21:30 新規失業保険申請件数(労働省)
【農産】 21:30 週間穀物輸出成約高(USDA)
◆ カナダ ◆
【経済】 21:30 国際収支 2026年4-6月期(カナダ統計局)
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*予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
*海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

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