ダウ平均は横ばい 貿易問題は依然不透明も利下げ期待が引き続きサポート=米国株序盤

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY株式6日(NY時間10:36)
ダウ平均   25543.96(+4.39 +0.02%)
ナスダック   7557.98(-17.50 -0.23%)
CME日経平均先物 20775(大証終比:+35 +0.17%)

 きょうのNY株式市場でダウ平均は横ばいで始まっている。今週のパウエルFRB議長の講演を始めとしたFOMCメンバーの発言から、市場は年内の米利下げ期待を強めており、株式市場はそれ背景とした買い戻しが続いている。

 一方で米中対立は依然として出口が見えず、長期化するとのコンセンサスに変化はない。トランプ大統領は3000億ドルの中国からの輸入品への追加関税をG20のあとに決断すると述べた。そのような中、市場はメキシコへの制裁関税に注目を移している模様。トランプ大統領はツイッターで「移民問題に関して両国に進展はあったものの、十分には程遠い」とツイートしていた。

 メキシコが移民問題で十分な対応を取らない場合、メキシコからの全輸入品に段階的に5%から最大20%まで関税を引き上げるとしている。ただ、中国とは違い、米議会からも非難の声が多く聞かれ、市場はさほどエスカレートせずに何らかの落とし所を見つけられるのではとの期待もあるようだ。

 銀行株や産業株が下落しているほか、IT・ハイテク株も軟調。一方、エネルギー株が上昇している。

アルファベット(C) 1037.20(-5.02 -0.48%)
フェイスブック 168.11(-0.07 -0.04%)
ネットフリックス 353.34(-2.39 -0.67%)
テスラ 207.15(+10.56 +5.37%)
アマゾン 1731.67(-6.83 -0.39%)
エヌビディア 142.79(+1.51 +1.07%)
ツイッター 36.15(-0.18 -0.50%)

ダウ採用銘柄
J&J 136.63(+2.25 +1.67%)
P&G 106.90(+0.17 +0.16%)
ダウ・インク 50.71(+0.37 +0.74%)
ボーイング 346.31(-2.44 -0.70%) 
キャタピラー  122.59(-0.53 -0.43%) 
ユナイテッド  130.80(-0.56 -0.43%) 
ビザ  165.45(+0.06 +0.04%) 
ナイキ  82.28(-0.44 -0.53%)
ウォルグリーン 50.49(-0.31 -0.61%) 
3M  162.80(-1.05 -0.64%) 
エクソンモビル  74.05(+1.07 +1.46%) 
シェブロン  119.50(+1.85 +1.57%) 
コカコーラ  51.10(+0.32 +0.62%) 
ディズニー  136.08(+0.14 +0.10%) 
マクドナルド  201.83(+1.70 +0.85%) 
ウォルマート 104.83(+0.41 +0.39%)
ホームデポ  195.35(-1.34 -0.68%)
JPモルガン 108.99(-1.14 -1.04%)
トラベラーズ  149.23(-0.62 -0.41%)
ゴールドマン  187.83(-0.61 -0.32%)
アメックス  118.33(+0.21 +0.18%) 
ユナイテッドヘルス  242.98(+0.21 +0.08%)
IBM  131.19(-0.30 -0.23%)
アップル  182.48(-0.06 -0.03%)
ベライゾン  57.44(+0.41 +0.72%)
マイクロソフト  125.96(+0.13 +0.10%)
インテル  44.64(+0.09 +0.21%)
ファイザー 42.94(+0.46 +1.07%)
メルク  82.23(+0.54 +0.66%)
シスコシステムズ  54.31(-0.44 -0.80%)

minkabu PRESS編集部 野沢卓美

このニュースの著者

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