米金利上昇・ドル高が一服したことで、8日の金相場は修正高になった。直接的には 30年債入札が好調だったことで、長期金利の上昇が一服し、ドルが軟化した影響が大 きい。また、米連邦準備制度理事会(FRB)のウォーラー理事が、インフレ抑制のた めの複数回の追加利上げの必要性を指摘する一方、利上げが連続する必要はないとの柔 軟姿勢を示したことも、金相場に対してはポジティブだった。一方で、米金融政策環境 については不透明感も強く、大きく買い進むまでの勢いはみられなかった。中国の国慶 節の連休明け後の現物需要も下値サポート要因になったが、中国現物需要で大きく値位 置を切り上げるまでの勢いはみられなかった。引き続き米金利・ドルの動向の方が重視 されている。14日の9月米消費者物価指数の発表が、次の大きなイベントリスクにな る。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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