カザフスタン中央銀行は、米金利上昇を受けて外貨準備の金比率を引き下げる方針を 示した。現在の78%を75%に引き下げるとしている。カザフスタンは産金国であ り、同国で産出される金を準備資産として取り込んでいるため、欧米先進国並みの金準 備比率を有している。しかし、米金利上昇でドルの投資メリットが高まる中、金比率を 3%程度引き下げる調整を行う見通しだ。数量としては15トン程度が売却される可能 性がある。米金利上昇が民間投資家のみならず、中央銀行にも影響を与え始めたことが 窺える。ただし、カザフスタンは金準備比率が異常に高い特殊事例であり、直ちに他の 中央銀行がこうした動きに追随するわけではない。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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