【市況】 金は続落。ニューヨーク安を受けて売り優勢で始まった。その後は、10月の米連邦 公開市場委員会(FOMC)の金利据え置きの見方を受けて下げ一服となった。銀は出 来ず。 午前11時1分現在の前営業日比は、金標準が246〜131円安、金ミニが 233.0〜77.0円安、ゴールドスポットが232円安、銀が出来ず。 午前11時1分現在の出来高は、金が1万0613枚、金ミニが9161枚、ゴール ドスポットが108枚、銀が0枚。 【NY金は米CPIの伸び加速が圧迫】 金は米消費者物価指数(CPI)の伸び加速が圧迫要因になった。9月の米CPIは 前年比3.7%上昇と伸びは8月の3.4%から加速した。市場予想の3.6%も上回 った。ガソリン価格の急騰を背景にある。CMEのフェドウォッチで、10月の米連邦 公開市場委員会(FOMC)での利上げ確率は37.1%(前日22.1%)に上昇し た。米地区連銀経済報告(ベージュブック)で、米国の労働市場は雇用も解雇も低水準 にとどまる状態が続く一方、一部地域でインフレ圧力が強まっていることが示された。 米サンフランシスコ地区連銀のデイリー総裁は、過度に高いインフレを抑制するた め、米連邦準備理事会(FRB)は短期金利のさらなる引き上げが必要になる可能性が 高いとの見方を示した。ただ10月の会合で利上げする必要はないとの考えも示唆し た。 イランは原油価格を高止まりさせて米中間選挙に影響を及ぼすことを狙い、ホルムズ 海峡を航行する船舶への攻撃に新たな戦術を導入している。原油高も金の圧迫要因であ る。また国際エネルギー機関(IEA)は、中東緊迫化やロシアの製油所への攻撃で石 油生産が抑制される中、ディーゼル燃料(軽油)の供給のひっ迫が2027年まで続く 可能性があるとの見方を示した。 金先限は夜間取引で2万1280円まで下落した。ニューヨーク安が圧迫要因になっ た。円相場は1ドル=157円台後半の円高に振れた。 【ドル建て現物相場】 金のドル建て現物相場は、堅調。きのうの海外市場では、米消費者物価指数(CP I)の伸び加速を受けて売り優勢となった。アジア市場では、朝方の4102.51ド ルから、10月の米連邦公開市場委員会(FOMC)の金利据え置き見通しを受けて買 い優勢となった。 午前11時現在、4139.71ドルで推移、銀は5605セントで推移。前営業日 の大引け時点は金が4151.70ドル、銀が5875セント。 MINKABU PRESS
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