金・銀午前=金は大幅続落、株安や円高で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 金は続落。大幅続落。ニューヨーク安と円高を受けて売り優勢で始まった。その後
は、株安や円高を受けて軟調となったのち、円高が一服すると下げ一服となったが、戻
りは売られた。銀は12・6月限が急落した。
 午前11時3分現在の前営業日比は、金標準が584〜417円安、金ミニが
704.5〜441.0円安、ゴールドスポットが708円安、銀が17.0〜
14.4円安。
 午前11時3分現在の出来高は、金が1万3533枚、金ミニが1万4997枚、ゴ
ールドスポットが186枚、銀が5枚。
【NY金は原油高や株安が圧迫】
 金は原油高や株安が圧迫要因になった。イエメンの武装組織フーシ派のサウジアラビ
ア攻撃が激化した。またイランのイスラム革命防衛隊海軍はペルシャ湾北部で違法な石
油の積み替えに関与していたとする船舶4隻が、同海軍の追跡を受けた後、攻撃を受け
て炎上したと発表した。一方、トランプ米大統領は「イランは中間選挙を前に原油価格
をつり上げるため、できる限りのことをしている」と投稿し、「現在は戦闘開始前より
多くの原油がホルムズ海峡を通過しているため、イランは偽の攻撃や機雷など、あらゆ
るものをでっち上げている」と主張した。人工知能(AI)投資の先行き懸念もあり、
原油高や株安によるリスク回避の動きが広がった。フィラデルフィア半導体指数は
6.7%急落し、1日の下落率として6月23日以来の大きさとなった。
 米新規失業保険申請件数は前週比6000件減の19万4000件となった。レイオ
フ(一時解雇)の少なさを背景に、申請件数は1969年以来の低水準となった7月中
旬の18万9000件に迫る水準にある。市場予想は20万件だった。株安を受けて米
国債の利回りが低下し、今月の金利据え置き見通しが強まった。
 金先限は2025年11月以来の安値2万0499円を付けた。ニューヨーク安と円
高が圧迫要因になった。円相場は1ドル=156円台前半で円高が一服した。
【ドル建て現物相場】
 金のドル建て現物相場は、軟調。きのうの海外市場では、原油高や株安を受けて売り
優勢となった。アジア市場では、朝方の4027.77ドルから、株安などを受けて売
り優勢となった。
 午前11時現在、3994.34ドルで推移、銀は5358セントで推移。前営業日
の大引け時点は金が4090.08ドル、銀が5615セント。

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