金・銀午前=金は続落、週明けの原油高一服も反応薄

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 金は続落。ニューヨーク安と円高を受けて売り優勢で始まった。その後は、円高が一
服したが、ドル建て現物相場の軟調を受けて下げ幅を拡大した。売り一巡後は下げ一服
となったが、戻りは売られた。銀は出来ず。
 午前11時2分現在の前営業日比は、金標準が199〜167円安、金ミニが
305.5円安〜44.0円高、ゴールドスポットが320円安、銀が出来ず。
 午前11時2分現在の出来高は、金が9985枚、金ミニが9619枚、ゴールドス
ポットが141枚、銀が0枚。
【NY金は原油高や米国債の利回り上昇が圧迫】
 金は原油高や米国債の利回り上昇が圧迫要因になった。中東情勢に対する懸念を受け
て原油高に振れた。イエメンの武装組織フーシ派のサウジアラビア攻撃が背景にある。
10月の米ミシガン大消費者信頼感指数確報値は48.0と前月の48.1から小幅低
下し、過去最低に迫る水準となった。生活費を主な争点とする米中間選挙を目前に控
え、中東紛争に伴う物価上昇が家計の景況感を悪化させていることを示した。市場予想
は46.3。1年後のインフレ期待は4.7%と、9月の4.6%から小幅上昇した。
 ハイテク株は持ち直したが、米主要株価3指数は軒並み下落した。今週はアルファベ
ット、マイクロソフト、アマゾンの決算発表がある。人工知能(AI)関連の主要企業
の決算でAI向け投資の規模や収益に対する見方を確認したい。
 米格付け大手ムーディーズ・レーティングスは、フランスの長期国債の格付けを「A
a3」に据え置いた。市場では、政府債務の増加や政情不安を背景に、引き下げが行わ
れると予想されていた。週明けはフランス国債先物が上昇し、ユーロ高となった。
 金先限は夜間取引で2025年11月以来の安値2万0436円を付けた。ニューヨ
ーク安と円高が圧迫要因になった。円相場は1ドル=156円台後半の円高に振れた。
【ドル建て現物相場】
 金のドル建て現物相場は軟調。前週末の海外市場では、原油高や米国債の利回り上昇
を受けて売り優勢となった。アジア市場では、朝方の3998.07ドルから3980
ドル台まで下落したのち、ドル安を受けて下げ一服となったが、戻りは売られた。
 午前11時現在、3985.29ドルで推移、銀は5380セントで推移。前営業日
の大引け時点は金が4014.30ドル、銀が5404セント。

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