18日前引けの日経平均株価は前営業日比105円24銭安の2万2172円73銭と反落。前場の東証1部の売買高概算は6億1127万株、売買代金概算は1兆1063億4000万円。値上がり銘柄数は325、対して値下がり銘柄数は1730、変わらずは83銘柄だった。 きょう前場の東京市場は、広範囲に売りに押された。中国経済に改善を示す統計が見え始めたことに加え、米中貿易協議において合意が近いとの観測などが追い風となっているが、日経平均は前日までの5連騰で600円近い上昇を示していたこともあって目先利益確定の動きが広がった。東証1部全体の8割の銘柄が値を下げる展開。業種別では日米貿易協議の初会合が無難に通過したこともあって、自動車株に買い戻しの動きがみられる。一方、医薬品株に売られるものが目立った。 個別ではソフトバンクグループ<9984>が軟調、任天堂<7974>も売り物に押された。武田薬品工業<4502>、かんぽ生命保険<7181>が安く、キヤノン<7751>も売られた。メガチップス<6875>が大きく値を下げ、前週来大きく水準を切り上げていた千代田化工建設<6366>も利益確定の動きで大幅続落となった。半面、ファーストリテイリング<9983>の上値追いが続き、キーエンス<6861>も堅調。トヨタ自動車<7203>も買い優勢。JVCケンウッド<6632>が物色人気化し上昇率トップ、トリケミカル研究所<4369>も値を飛ばした。 出所:minkabuPRESS 株式情報
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