4日前引けの日経平均株価は前週末比179円43銭高の2万1782円12銭と続伸。前場の東証1部の売買高概算は5億7117万株、売買代金概算は1兆314億7000万円。値上がり銘柄数は1279、対して値下がり銘柄数は742、変わらずは111銘柄だった。 きょう前場の東京市場は買い優勢で始まり、寄り付き日経平均は200円超の上昇でスタート。その後はやや伸び悩んだものの、目先筋の利益確定の売りを2万1700円台でこなし強調展開を堅持した。前週末の米国株市場ではNYダウなど主要指数が揃って上昇、外国為替市場では一時1ドル=112円台に入るなど円安に振れており、株式市場全般もリスクオンの流れが継続している。米中間で行われている貿易協議が進展することへの期待がにわかに高まっていることが強気相場の背景。一方、直近発表された米経済指標が市場コンセンサスを下回ったことで若干警戒感もあり、日経平均は2万1800円近辺では売り板も厚いようだ。 個別では、ソフトバンクグループ<9984>が売買代金トップで大幅高。武田薬品工業<4502>も買いを集めた。東京エレクトロン<8035>、村田製作所<6981>なども買い優勢。SCREENホールディングス<7735>は大幅高。双信電機<6938>は商い急増のなかストップ高を演じ東証1部値上がり率1位となった。ネクシィーズグループ<4346>、キャリアインデックス<6538>なども値を飛ばした。半面、任天堂<7974>が軟調。トヨタ自動車<7203>も売りに押されたほか、スズキ<7269>の下げが目立つ。エイチ・アイ・エス<9603>、オプトホールディング<2389>なども安い。 出所:minkabuPRESS 株式情報
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