ヒルトンが反発 REVPARの通期見通しは下方修正も足元の好調さを好感=米国株個別

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
         ホテル運営のヒルトン・ワールドワイドが反発。10-12月期決算を発表しており、1株利益、売上高とも予想を上回った。ホテル業界では重要な指標である利用可能客室当り売上高(REVPAR)は2%増加となった。REVPARの通期見通しは従来の2%~4%増から下方修正されているものの、それについて市場は既に織込み済みで、むしろ足元の予想を上回る好調な決算を好感している模様。

(10-12月・第4四半期)
・1株利益(調整後):0.79ドル(予想:0.69ドル)
・売上高:22.9億ドル(予想:22.6億ドル)
・利用可能客室当り売上げ(REVPAR):2%増
・EBITDA(調整後):5.44億ドル(予想:5.30億ドル)

(1-3月・第1四半期見通し)
・1株利益(調整後):0.73~0.78ドル(予想:0.59ドル)
・利用可能客室当り売上げ(REVPAR):1~3%増
・EBITDA(調整後):4.7億~4.9億ドル(予想:4.75億ドル)

(通期見通し)
・1株利益(調整後):3.66~3.78ドル(予想:3.16ドル)
・利用可能客室当り売上げ(REVPAR):1~3%増(従来:2~4%増)
・EBITDA(調整後):22.4~22.9億ドル(予想:22.5億ドル)

(NY時間09:59)
ヒルトン 78.71(+4.39 +5.91%)

minkabu PRESS編集部 野沢卓美
      

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