12日前引けの日経平均株価は前週末比412円11銭高の2万745円28銭と急反騰。前場の東証1部の売買高概算は6億7522万株、売買代金概算は1兆2632億4000万円。値上がり銘柄数は1797、対して値下がり銘柄数は292、変わらずは36銘柄だった。 きょう前場の東京市場は、米中貿易協議の先行きに対する過度な不安心理の後退で一気に買い戻しが進んだ。日経平均は前週末に急落した分をほぼ取り返した格好となっている。外国為替市場で1ドル=110円台半ばまで円安が進行したことが輸出主力株中心に追い風となったほか、海外ヘッジファンドなどが先物に買いを入れ、これに伴うインデックス買いが日経平均の上げ足を助長した。業種別には石油などを除きほぼ全面高で機械や繊維株などの上昇が目立つ。売買代金も前場段階で1兆2600億円台と高水準、東証1部全体の85%の銘柄が上昇した。 個別ではファーストリテイリング<9983>が高く、村田製作所<6981>、東京エレクトロン<8035>も買われた。太陽誘電<6976>、SMC<6273>も値を飛ばした。フリービット<3843>、日本カーボン<5302>はストップ高。長谷工コーポレーション<1808>も活況高。半面、武田薬品工業<4502>が冴えず、富士石油<5017>、JXTGホールディングス<5020>など石油株が大幅安。アイスタイル<3660>がストップ安となったほか、ファイズ<9325>も一時値幅制限いっぱいに売られた。オプトホールディング<2389>も安い。 出所:minkabuPRESS 株式情報
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